飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

清渓セミナー終了

今日で、清渓セミナーも終わり。最後の1コマは、元・三重県知事にして、今は早稲田大学大学院教授の北川正恭さん。このコマは私と長崎県波佐見町議の中村興弘さんの担当。そのチャンスを頂き、ちゃっかりお話を聞く。話に出てきたのは恵庭市の市長選のこと。組織をバックとした現職に対し、総合運動公園の是非を問うた新人の戦い。圧倒的な組織力の差があり現職優位は動かないと思われたところを、確かな争点を見いだし、市民に自分の主張をわかりやすく伝えた新人がなんと勝ってしまったと。


その後の講義でも、言われたのが、「新しい文法で話をしよう」と言うことと、「立ち位置を変えよう」と言うこと。新しい文法こそ、マニフェスト。今までのお願いの選挙から約束の選挙へ。各地域、各個人が「気づきによる自己変革」を起こすことで、まず地方が輝き、そして日本が再生すると。そして立ち位置とは、誰のためにやるのかということ。情報非公開の中で公金を好きなように使ってきた今までの行政。そうでなく情報共有のもとに住民を巻き込む。だからこそ選んだ住民の責任も問われることになる。きついがそれが民主主義だと北川さんは力強く言われた。そうだ、立ち位置を変えなくてはならない。

誰のためのまちか。誰のまちか。私たちこそ試されている。