飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

一般質問

今日の本会議、トップバッターで一般質問をしました。議員から市長への質問を「一般質問」「代表質問」と言います。 一般質問は、議員個人が各定例会で行います。代表質問は会派を代表した議員が、通常第1回定例会で行われる市長の「施政方針」に対して行うものです。「施政方針」とは、市長が今後の1年間どのような方針で政治を行うかを説明するものです。
この一般質問、代表質問は、議員・会派に許された大切な権利。私たち議員は、その質問を通じて、市長および行政に対して、仕事のやり方を批判して方向修正を求めたり、誉めてもっと積極的に行うように求めます。


そんな、一般質問ですが、議員の中で行うのは、多くありません。今回の議会での一般質問は、6人。現在議員は24人ですから、4人に1人しかしていません。また、私が1期目の時の4年間でも、毎回一般質問をしたのは、私を含め3名だけ。1回も一般質問をしなかった議員も数名いましたね。
ちなみに清渓セミナーでいつも一緒になる吉田つとむ議員がいる町田市議会は、議員36人、そのうち今回の12月議会で質問している議員は27名。。。この差はなんでしょうかね。


今回の一般質問は、社会福祉協議会と合併、そして目尾地域振興基本計画の見直しについて。特に問題なのが、目尾地域振興基本計画の見直し。あのクリーンセンターを造る時にさんざん揉めた結果としてできたのが見直し前の現在の計画。質問の中で明らかになったのは、次のとおり。

公共用地についても、今後他の用途に使うことがあり得る。
工業団地も整備する。
検討委員会の合意方法は、全員一致が望ましいが多数決も範囲内。
スケジュールは、12月中に検討委員会の合意 → 1月中に報告書の作成 → 市長へ答申 → 基本計画・実施計画の作成 → 新年度にてできるところから着工。
地元への説明は、やるとしても報告書の作成後。それも各町内会ごとの説明は町内会長がやるので行政はしない。
コンサルタントに計画案の評価をさせることは考えていない。
議会に対しては、報告のみ。

聞いていてむなしくなってしまいます。あれだけ地元との関係がこじれた地域に対して、計画の見直しを説明するのは、行政でなく出てきている委員にお任せ。行政の説明責任を放棄したかのような答弁が続きました。約束を守る市政、説明する市政へ。大きく舵を切らなければなりません。