飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

障がいについて語る会

今日は、サンアビリティーズいいづかで開催された障がいについて語る会に参加しました。語って頂いたのは当事者の家族2名と共同作業所の所長・代表各1名の4名の方々。それぞれにその思いを語られました。
最初に話された方は、飯塚市内のB小学校に通学するお子さんをお持ちのお母さん。
双子の姉が知的障がいと身体障がいがあり車いす生活。そのお子さんの小学校への就学を巡っての教委とのやりとりや、エレベーターのない学校の保護者への負担について話されました。(詳しくは http://www.eguchi-tohru.net/data/060118.html へ)
そして、次にお話しされた方は自閉症のお子さんをお持ちのお母さん。このお母さんは、自閉症とは?と言うことを説明した後で、自閉症と告げられ、ショックから抜けられず本を読みあさり子どものためにと引っ越しも考えたことを話されました。

お二人とも北九州の療育センターを利用されています。療育センターについてもっともっと考えなくてはなりません。また、共同作業所については、その賃金の安さがどうしてもきになります。ヤマト運輸創始者故小倉会長は「共同作業所の賃金は安すぎる!」と言い、スワンベーカリーをはじめとするヤマト財団を設立。生活できる働き場の提供のモデルを創られました。飯塚でもリサイクルプラザの工房棟で障がいのある方々が働かれていますが、もっともっとその場を創る必要があります。行政も、当事者や支援団体ももっとそのことを考えるべきではないかと強く感じます。
障がいのある方々も働いて社会の役に立ちたいのです。社会に参加したいのです。障がいのある方々は福祉の対象だけではありません。納税者になれるのです。

私たちのマニフェストに次のことを掲げようと考えています。皆様どう考えられますか。

飯塚市役所は法定雇用率の2倍以上を達成する。