飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

目尾地域振興計画

新聞を整理していると、目尾地域振興基本計画の見直しの記事が出てきた。(ホームページにも記事をアップしています。 http://www.eguchi-tohru.net/data/yosikita/yosikita.html
どうやら答申まで出た模様。おっと見忘れていたと市のホームページ( http://e-www.city.iizuka.fukuoka.jp/%7Ekikaku/syakano/kentou.html )をさっそくチェックした。するとまあ、あきれた・・・

なんと「本市の浮揚、発展のために活用できる土地」という題目がそのまま!そして文章は次のようなモノだ。


本市の浮揚、発展のために活用できる土地
 今回の地元の要望を受け入れるのであれば、本市の浮揚、発展のために活用できる用地にすることもやむを得ないと判断する。ただし、北側には、市民に親しまれる「健康の森公園」があるため、同公園の景観等との関係から緩衝帯を設け、その施設環境に十分に配慮した計画が必要である。特に公共施設利用者の交通事故防止には十分な対策を講じる必要がある。


計画見直しの答申の中にこんな何か分からないような文章がそのままなんて。「本市の浮揚、発展のために活用できる土地」ってだいたいどういう意味だ。
また、書き出しに「今回の地元の要望を受け入れるのであれば」とあるが、もともと地元は何も要望していない。言うならば、「約束を守ってくれ」と最初から言っているだけだ。それなのに、役所が「計画が無理になりましたので、見直しさせてください」と言って始まったのが今回の見直し。「要望を受け入れるのであれば、本市の浮揚、発展のために活用できる用地にすることもやむを得ないと判断する。」だって?なにがどうやむを得ないんだろう。


12億円の野球場。使う人はこの規模の野球場が欲しいのだろうか。それとも日常的に練習できる野球場が欲しいのか。サウナのあるプールの横にサウナのある多目的施設を造るなんてばかげたことを市民が望んでいるのか。市民をバカにするのも。


「じゃあ、目尾地域に何を造る?」と聞かれると、今現在、答えに困るのも事実だ。思いはいくつかある。しかし、まだまだ思いつきでしかない。今回の見直しと同レベル。まだまだだ。


それでも、「今、あの土地をどうする?」と聞かれると私は、「子ども達が思いっきりボールを投げ、打ち、蹴り、走り回れる場所が欲しい。何をしてもいい場所だ。キャンプも良い、火を使っても良い。大人も何をしても良い。ただ、子どもが優先。昔の原っぱを創りたい」と答えるだろう。

そんな健康の森があっても良いじゃないか。