飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

ほなみ女性ネットワーク

今日は、ほなみ女性ネットワークの設立記念講演会に。『男女共同参画社会を生きる−問われる自立の姿、「冬のソナタ」が語りかけるもの−』という演題で、講師は柳淑子さん。

話の中で、「戦前は家制度、戦後から20世紀末までは世帯制度が社会・経済単位だった。21世紀は個制度ではないか。これから先、自立と連帯の力が問われる。決めるのは私、責任とるのも私、様々な生き方を自分で選択できる社会、何度でも選び直せる社会。」と言われました。


また、「なになにしてあげたのにと言っているのは自立していない人と斎藤文男さん(九大名誉教授:めんたいワイドなどでおなじみ)がよく言っている」と紹介した上で、「人のことを考えるのではなく、私がしたかったんだからと考えよう。例えば、私は母の入院している病院に行くが、母からはきつい、なんでこんな・・・と言われ、せっかく看病に来たのにとも考えるが、私が会いたくって病院に来たんだからと考えると母を責める気持ちがなくなる」と言われました。


そして、飯塚の男女共同参画推進条例が合併の際に失効してしまうことについても、「今までの苦労を考えるともったいない。合併後、再度条例が制定されるよう、期待している」と言われました。


終了後に、柳さんとお話ししている間に、その点について次のようにお話しさせて頂いています。これもマニフェストの一部ですね。

男女共同参画推進条例については、現状の飯塚市条例をベースにすぐに条例制定を提案する。」

また、「女性の視点を大切にし、行政の管理職登用は4年で5%アップ、各種委員は4年で3割、10年で4割を目標に、管理職への登用や、各種委員への登用を進めます。」


最後に、柳さんは「スタートしたばかりのネットワークに酷かも知れませんが、ほなみ女性ネットワークという団体名から女性が外れ、男女共同参画社会を目指すネットワークになることを期待する」と、ほなみ女性ネットワークへエールを贈られました。それぞれの個人の光る社会へ。先入観に縛られずに考えることが大切ですね。