飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

合併前夜

今日で、飯塚市も最後の日だ。そう、明日は、とうとう合併当日。2市8町は崩れたが1市4町の「飯塚市」、1市3町の「嘉麻市」が、明日誕生する。理念なき合併とか、ビジョンなき合併とかも言われる。しかし、これは、確実な前進だ。それを素直に喜びたい。後は、この合併をチャンスに前に進む仕掛けをどこまで出来るのか。


今日の西日本新聞に、「情報公開が組織を救う」と題した西日本政経懇話会での浅野・元宮城知事の話の記事がある。在任中に食糧費の不正支出問題が発覚。その際に、積極的に情報を開示した。「問題発覚直後はうやむやにしたいと思っていた」と当時の心境を告白した上で、「情報公開条例があり、市民団体から公開請求が続けば逃げようがないと判断した。不祥事への対応は、トップの倫理観に頼るのではなく、システムで対応することが重要」と締めくくられている。


まさにその通り。今までは情報非公開時代。公開公開と言いながらも、そのスピード、公開の判断は、役所に都合のいいモノだった。市民プールなどの管理をまかせる指定管理者の選定を見ても、それは明らか。それぞれの応募者の提案書が示されなかった。

新しいまちは本当の情報公開、情報発信のまちにしたい。情報なくして正しい判断は出来ない。人に自分達のまちのまちづくりを任せるのだろうか。そんなことはしたくない。自分達のまちだからこそ、自分達で未来を決めたい。そのために一番必要なもの、情報。それをきちんと提供するまちをつくりたい。


明日、誕生する新しい「飯塚市」にその思いは実現するのだろうか。どのようなまちになるのだろうか。ぜひ多くの人にその考えを知って欲しい。そして応援して頂きたい。

その準備を第一にやっていた数日。おかげで、このブログ(日記)を書くのも数日止まってしまいました。改めて、今日より復活です。またよろしくお願いします。