飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

張副会長と維新の志

今日は、○○社長と△▼さん、そして大学生のこうへい君、同級生のブラボー君とともに『維新の志』という福岡を中心とする若者の交流勉強会の2周年記念講演会、「21世紀を担う若者へのメッセージ」へ行ってきました!なんと講師は、トヨタ自動車の副会長、張富士夫さん。1兆円企業になったトヨタ自動車をひっぱる張副会長。そのオーラを見ようと言う企業の方々や学生などでエルガーラの大ホールは満員。立ち見だけでなく、別会場での中継映像を見る方々さえおられました。

そして始まった張副会長の講演は現場感覚のあふれるものでした。そして、その講演の後の質疑応答の際に、私も壇上にあげてもらいました。お聞きしたのは、海陽学園のこと。実は、トヨタ自動車中部電力JR東海などと組んで、愛知県蒲郡市に全寮制の中高一貫校を設立したのです!

ものづくりそして人づくりについて語られた張副会長に、「その設立した学校でどのような人を育てたいのか、また各地で工場を造られており、現地化を奨めているトヨタとして、学校も展開する考えがあるのか、その際にはぜひ、福岡筑豊の地へ展開して欲しい」と言うお話をさせて頂きました。
残念ながら、2校目については、「まだまだ1年目であり、まずは海陽学園を成功に導きたい」とやんわりとかわされましたが、つくりたい人間像については、「各界で活躍するようなリーダーを育てたい。そのために、勉強だけでなく自主独立の心を養うために全寮制としている。自治、そして人としての道についても学ばせたい」と丁寧にお答え下さいました。感謝です。

そして、福岡大学の学生の「ムダを見つける目をどう養うのか」という問いには、「工場には仕事とムダしかない。仕事とは工程を進める動きだ。他は全部ムダ。それを見つけるために単純化してみること、そしてなぜかと繰り返し考えること。技術の進歩で今まで仕事と思っていたことが、ムダに変わる事がある。ムダは永遠になくならない。女性の台所仕事のように仕事の環境を整え、多能工になること」と言われました。

トヨタの現場では、一歩一歩を減らすための努力がなされるという話を聞いたことがあります。たとえ話ですが、ボルトを締めるのは仕事ですが、そのためにボルトを取りに3歩歩くのは仕事ではないと考えるそうです。その努力に頭が下がると共に、自治体の現場にも大いに参考になります。

更に、終了後の懇親会にも参加。懇親会には、張副会長だけでなく、麻生知事、九州電力の橋田常務、お仏壇のはせがわの長谷川社長などそうそうたるメンバーもおられました。張副会長には、先ほどの御礼を申し上げながら、名刺交換させて頂きました。また、麻生知事には、八木山バイパスの無料化をお願いして参りました。他にも、いろんな方々が参加されており、維新の志の皆様を含めてご挨拶させて頂きました。このような出会いを作って下さった、維新の志の皆様、そして○○社長に感謝です。

飯塚でも、こんなに熱い企画したいなあ。がんばろ!