先週、仕事で北九州学術研究都市で行われた第六回産学連携フェアに行きました。そこで見つけたのが、『コールマイン』 です。
といっても、『コールマイン』 って何？と思われる方がほとんどでしょう。
コールマインとは、家庭用ゲーム機PlayStation用標準コントローラを代替し、重度肢体不自由者のPlayStationのゲームプレイを補助する機器です。ネットワーク機能を持つPlayStationと接続することにより、インターネットへのアクセスやメールも可能で、情報アクセスツールとしても機能します。
総合せき損センターと飯塚市、スタンフォード大学の研究所との産学官協同プロジェクトの一環としてスタートしたこのプレステ用コントローラは、２００１年の東京晴海の国際福祉機器展に出展され、その後も開発が続けられました。当初は、半年後にも製品化するとのことでしたが、特許は取得できたものの、ソニーとの関係・製造での問題もあり、いつしか話題にのぼらなくなっていました。
そして、先日の産学連携フェアの会場で、商品化されたコールマインと再会したのです。ソニーとの交渉は継続中とのことでしたが、なんといっても多くの方が使えるようになることが一番ですね。
せっかく、世に出た飯塚の特許。もっともっと知って頂けるように、ＰＲが重要です。
コールマインの詳細はコチラへ http://www.shima-ken.net/
