飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

議会運営委員会

今日は、6月議会の日程などを決定するための議会運営委員会。3月に議員選挙があった関係で6月議会には、本年度の実質的な予算が提案されているのを始め、労災病院の指定管理者の案件など様々な議案が提出されています。その議案をどこの委員会で審議するのかなどを中心に、今日は審議が進みました。このような市長サイドからの提案に関する審査に加えて、議会には市民からの要望である陳情や請願を審査するという大切な役目があります。

以前このブログで書いたように、今回の6月議会には、政務調査費を廃止すべきだという陳情が500名強の署名と共に提出されています。その取扱いについても、今日の議会運営委員会で取り上げられました。
それは、「この陳情の写しを6月議会初日に各議員の議席に配布します」というもの。
確かに議会での陳情の取扱は合併の際に、「陳情は議席配布で終わらせようね。」となりました。しかし、今回の陳情は500名強の署名をあるし、議会内部でも政務調査費について金額だけでなく使途基準なども含めて検討しなくてはと言う意見もあります。そんな案件を、今の仕組みがこうだからそのまましますっていうのは、思考停止じゃないですか?決まりを作るのも議会ならばこの案件を真剣に審査する場所を作れないか考えませんかと思ったのです。そして、議会運営委員会の委員長に、「500名強の署名もあり、議会改革の一つとして議会内でも検討すべきこの政務調査費の陳情については、議席に配るだけでなく審査する場所がないか、それぞれ各会派に持ち帰って頂いて検討して頂くよう取りはからってください」とお願いしたのですが、発言が終わるやいなや、いったん休憩となり、発言の記録は停止して、委員長、議長、副議長が、「今はルール通りにやろう。あなたの会派は出てきていないかも知れないが、代表者会議で議論しているし、あなたにも代表者会議に出れるよう努力して欲しいと言ったじゃないか。議論をしないと入っていない。陳情を請願に変えて頂くよう働きかけてもらうとか、議員提出議案として出されたら議論するから。」と主張。「非公開の代表者会議では議論が市民からは見えないし、これだけの市民の思いを配布するだけとは失礼だ。本来、議会運営委員会は、議会の運営、条例、会議規則などを議論する場であり、この陳情を審査するのにふさわしい。議長の言われている市民に理解される議会改革という言葉にもあてはまる。この案件をどうするか、ぜひ会派に持ち帰ってルールをどうするかを含めて考えて頂きたい」と発言するも、取り合ってもらえませんでした。

うまく根回しできていない私にも非がありますが、これでいいのか飯塚市議会!とも思います。
今に見ちょれ!