今日で、長かった本会議は終了。思えば、けっこう色々なことのあった議会でした。費用弁償に始まり、図書館、予算委員会での委員長就任、労災病院、頴田病院、鯰田工業団地・・・。数多く提出された議案の中で、私は、図書館の指定管理者制度導入のための条例改正案に継続審議を主張、頴田病院の今年度予算に反対しています。図書館の議案については、今までのブログに書いているとおり。また頴田病院の予算については、外来患者・入院患者の見込み数のずさんさから実現不可能な数字であると判断し、反対させて頂きました。
そして、最後に控えていたのは、政務調査費の１万円減の議員提出議案。道祖満議員を提案者に民友クラブの田中廣文議員、市場義久議員の賛同を得て提出されたこの議案ですが、ちょっと不満があります。政務調査費の条例改正については、ぼくらの会派「未来」の参加できない代表者会議で、金額の話だけが焦点になりちょっと議論されただけでの提案だそうです。
「オンブズパーソンかほ」の方々の陳情、「明るい飯塚をつくる会」のみなさんの要望書には、双方とも廃止とあり、市民の思いをしっかり受け止めながら議論するべきと考え、本会議即決ではなく、議会運営委員会で審議すべきと議会運営委員会で主張したのですが、反対者もおられ、本会議で多数決で諮った結果、議会運営委員会で議論するのではなく本会議即決でやることに。
江口は、質疑を経て、少しでも削減になるならばと言う点で、この議案に賛成しました。しかし、この政務調査費の問題では、その使い道が問題となっています。「飯塚市は領収書をつけて出しているから良いじゃないか」と言う議員もいますが、そうではなく、もっと透明なものにするために、私は、使い道をきちんと見直し、申し合わせでなく条例・規則の中できちんと書き込むこと、報告書を政治倫理審査会などの第三者機関でのチェックをすること、そして成果の公表のあり方を見直すべきと考え、その点を賛成討論の中で、発言しました。
あっというまに数だけでごり押しするのでは、議論の深まりはありません。この思いは今の議会全てに相通じるモノがあります。議論をしたい。議論をしたい。そう強く感じる１日でした。
