今日は、飯塚の文化芸術を創る会に参加。この団体は文化関係者が集まって今後の飯塚の文化芸術の向上に向け、様々なテーマで検討しています。といってもちょっとお休みが続いており今日は久々の開催。文化振興マスタープランの策定作業に参加したメンバーからその様子の報告などをいただき議論しました。その中で大きなウェイトを占めたのが美術館について。
メンバーの中にも飯塚に美術館をと強く望む方もおられ、その話になったのですが、嘉麻市の碓井琴平美術館が指定管理者制度になるか休館になるかの瀬戸際だという現状の報告もあり、美術館とは?市民に近い存在になるためにどうすればよいかと言ったことまで話は広がりました。
その中で印象に残ったのは、作品の見方をきちんと教えることが、ものの考え方やものの発表の仕方のトレーニングにもつながるというお話でした。
また、全般の話の中でも、この財政の厳しい時代の中、どのように文化を育んでいくかということが話題となりました。経済一辺倒=コスト至上主義が万能ではないことは、環境を無視した成長がないことと同様に理解できます。遠回りに見えるけど実はそれが近道だということもあります。物事をしっかり考えること、その大切さを改めて考えさせられます。