飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

頴田病院

筑豊労災病院飯塚市立病院に変わったことをお伝えしましたが、4月1日から他にも様々なところが変わっています。
一つずつ紹介していきます。

今日は頴田病院について。
町立病院としてあった頴田病院、合併後は飯塚市立病院として3月31日まで運営されてきました。
この頴田病院、公立病院としての歴史に幕を閉じ、4月1日からは医療法人博愛会が運営する「頴田病院」に生まれ変わりました。
この頴田病院、医師不足から小児科と泌尿器科が休診となっているせいもあり、赤字経営が続いていたのです。
合併合意直前に建て替えを町が発表され、「駆け込みの決定であり、問題。白紙撤回すべきだ」と旧飯塚での合併問題調査特別委員会で私が問題提起し、他の議員も同調して頂き、建て替え計画を白紙に戻して頂いたこともありました。

そんな赤字続きの頴田病院ですが、労災病院の引き受けの件もあり、合併後に齋藤市長が民営化を検討、麻生グループに引き受けて頂くこととなったそうです。

その条件の大枠として、譲渡後30年間病院として営業、土地は有償、建物・設備は老朽化しているので無償譲渡、3年後までに病院建て替え、7年後までに愛生苑(養護老人ホーム)を併設、療育施設についても併設するというものでした。

頴田の人々にとっては地域医療の大切な一つ。こちらの成功もお祈りいたします。