飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

自治体法務入門講座

今日は、熊本で行われる自治体法務入門講座の第1回めに参加。九州大学大学院法学研究院教授の木佐先生、福岡市役所企画課長の横内さんの2本の講座。
木佐先生は、自治体の法務の現状を鋭くえぐりながら、他国の制度にも言及されました。
その中でコンプライアンスについてふれられた下りを紹介しましょう。

企業の巨額賠償金は、企業の個人の巨額賠償金、そして企業の個人の刑事罰の強化と民間では流れが出てきました。
この流れは、公務員にも起きるのではないか。
同様に、政府・自治体の巨額賠償金は、公務員個人の巨額賠償金、そして公務員個人の刑事罰の強化へ進む。
そう、言われたようにお聞きしました。

今までの、行政はKKD行政だ。K(勘)とK(経験)とD(度胸)でやってきた側面があるのは紛れもない事実。しかし、このままでは、巨額賠償金や刑事罰にさらされる。そのようなことのないよう、職員自身が自己防衛の意味でも法務について学習しなければならないと言われました。

法治主義・放置主義・呆痴主義。3つのほうち主義があります。
呆痴主義に陥らないよう、戒めていかなければなりません。

なお、この入門講座、研究会ともにメンバーを募集中。今年は北九州で自治体法務の研究チームの全国大会もあります。ご興味のある方、ぜひご参加ください。
HPはコチラへ→ http://www.kyushu-houmu.net/