コスモスコモンの迷走が止まりません。昨年12月議会の指定管理者の議決案件で、公募して最上位のグループを提案したものの否決された執行部。それ以来迷走しています。
昨年3月議会には1年間限りの直営案を出し、批判を受けながらもなんとか「直営は1年だけだから」、「再度公募して指定管理者にお願いする」と言って切り抜けてきたのですが・・・
なんと、今日の厚生文教委員会で、市側は「公募しないことも含めて検討中」と言ったのです。
この発言は、指定管理者制度の根幹を揺るがすもの。市は、公共施設の運営に関して、指定管理者制度を進めてきました。その根底にあるのは「民でできるものは民へ」、「民間活力の導入」です。
そして、その場合の「民」とは「民間業者」のようでした。その民間業者の施設運営ノウハウ=「民間活力」を最大限に活かすためにとして、指定管理者の選定にあたっては、全国から公募することとしていました。
もちろん、私が昨年こだわっていた図書館についても同様。全国公募の上、東京の一業者に決まったのです。
その指定管理者を、「公募しない」こともありえるだなんて!!!!コスモスコモンが公募せずに指定管理者を選ぶならば、そこを請け負うのは今までと同じ「飯塚教育文化振興財団」でしょう。
そこには、市の言っていた「民間活力の導入」なんてあり得ません。
コスモスコモンのような大きな「民間活力」を活かせる施設を「公募しない」のなら、飯塚の指定管理者制度は崩壊するでしょう。
そんなことをやるなら、図書館も「指定管理者制度」をやめればいいじゃないか。
そんな破れたようなことを言わないで良いように、迷走がさっさと終わることを心から願います。