飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

厚生文教委員会

今日は厚生文教委員会。給食費の滞納整理のために滞納者の家庭を回っていた職員がお預かりした給食費、台帳等を紛失した事件の報告もありました。この事件で職員2名が懲戒処分(減給)を受けています。年末に起きたこの事件、お金以外は戻ってきたと言いますが、台帳に載っていた世帯は170世帯。市教委は26日、紛失した全170世帯におわびの文書を送付しています。


この滞納の件で、「減免制度を考えるべきだ」と楡井莞爾委員(共産党)が主張されました。


私がこの滞納の件で主張したのは「早期に法的処置を執ること」。滞納の金額の推移を見ると、年々総額が増え、現在では4600万円ほどになっています。滞納家庭の一部は「給食費を払わないでよい」、「適当に言い逃れていたらじきにあきらめるよ」と思われているのではないでしょうか。そんな意識がある中では、いくら職員が家庭を訪問し、納入のお願いを繰り返しても、効果は上がりません。


まず、「給食費ははらわなければならないものだ!」としっかり認識して頂くためにも、早期に法的処置を執り、「逃げ切ることはできない」と思わせなくてはなりません。そうしないと、最初は1月分3300円だった滞納が、どんどん膨らんでそれこそ「払いたくない」金額になってしまいます。水道は滞納が続くと配水停止します。給食を食べるなと言うのは困難ですが、まず法的処置を執り早期の回収をすべきです。


また、残菜についても質疑がありました。その中で、基礎データをしっかり取って欲しいとお願いしています。