飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

セミナーを振り返る。

昨日で清渓セミナーも終了。振り返ると、今年でこのセミナーへの参加も10回目。月日のたつのは早いものだと感じながらの参加でした。

改めて今年の講座を紹介します。
講座1「地方分権とは何かを再度考える」
 片山善博さん(元鳥取県知事・慶應義塾大学教授)
講座2「新政権で地方分権は進むか」
 増田寛也さん(元岩手県知事・元総務大臣野村総研顧問)
特別講座「日本の危機、民主党政権と財政・予算、財源」
 小泉龍司さん(衆議院議員・元大蔵官僚)
講座3「頑張る地方現場 財政再建
 コーディネーター 福岡政行さん(白鴎大学教授)
 スピーカー 見城俊昭さん(大野城市職員)
       橋本悟志さん(長野県王滝村職員)
講座4「新政権と地方自治
 福岡政行さん(白鴎大学教授)など豪華メンバー。
講座5「公立病院改革の進捗状況」
 長隆さん(公認会計士・税理士)

今回のセミナーは、やはり政権交代の後と言うことで、新政権の政権運営に話題が集中しました。片山さんは行政刷新会議の議員ですし、増田さんは自民党政権時代の総務大臣小泉龍司さんは平沼グループの一員として、その渦の中におられます。
また、講座5の長隆さんは、このセミナーの委員長の海東英和さん(元高島市長)と一緒に事業仕分けの仕分け人として関わっておられます。

そんなこともあり、色々なお話を聞くことができました。特にテレビ報道では事業仕分けが表面だけ取り上げられることがあり、読書推進や若者自立支援など「あの事業を切るなんて」と批判を受けているようにありますが、仕分けのメンバーは、しっかり現状を把握した上での議論をするように務めており、報道のあり方を考えさせられるとの当事者ならではの意見を聞くことができました。

また、講座3の地方現場の報告は、非常に実践的な話であり、大いに飯塚にも使えるものでした。また、王滝村では公営企業(スキー場)の経営悪化、三位一体の改革、自立による茨の道というトリプルパンチを受け、財政を立て直すために職員給与の25%カットなどを行い、一時はラスパイレス指数(国家公務員の平均を100としたときの数値)が67.5まで下がったそうです。

このようなセミナーへ、飯塚からは私と同僚議員を含め4人が参加。しっかり刺激と知識を吸収して飯塚へ帰ってきました。この刺激と知識をしっかり活かして行きたいと思います。

関連動画等(セミナーの仲間がアップしたものです)
みんなの党渡辺喜美氏のあいさつ
http://www.youtube.com/watch?v=0MtWXfFDInM
http://www.youtube.com/watch?v=s6PRGB6-Dys
http://www.youtube.com/watch?v=fCpscbaFv4s
みんなの党 渡辺喜美代表と議員選挙の予定候補者リスト
http://www.youtube.com/watch?v=jNSlcc45dCs
行政刷新会議が行う事業仕分けの最前線報告
http://www.youtube.com/watch?v=qGfZthAFyUo&feature=channel