選挙準備でバタバタしている中なのですが・・・気になって仕方なかったので、昨日ご案内した原発に関する説明会に行ってきました。といっても、お誘いいただいた方、説明していただいていた九電の方には申し訳なかったが、時間の都合で1時間で途中退出。
その短い時間の中で感じたこと。
これだけ報道で原発問題が流される中、市民もかなり学習している。そして、「本質的にダイジョウブなのか」という肌感覚で考えておられる。
対して、電力会社側は、いかに安全性を高める努力をしていて、それを理解してもらうかという、現状維持から入っているように思える。
同じ問題ではあるんだけれど、そんな違いからか、上手く話が噛み合っていないように思えた。
で、この問題。これだけになってくると行政もしっかり動かなくてはならない。
以前、市民の方にお話を伺った時、「距離があるのでダイジョウブと言われるけど、チェルノブイリの時って、西ドイツ(時代を感じますね)でも野菜を廃棄したんだよ。心配なので、モニタリングポストだっけ?飯塚にも設置できないのかな。近くの数字でいいから、ちゃんと伝える工夫をして欲しい」と言われていた。
これって大切だと思う。まずは、電力会社側は、きちんと情報を届ける努力をすること。
そして、その情報を理解できるように上手く説明すること。市民の肌感覚に伝わる言葉を使わないと。その努力をしないとならない。
そして、その架け橋として行動しなくてはならないのは市民の生命と財産を守るべき行政。その心配を少しでも緩和すべく、情報を届けるための仕組みを作っていく。それが、行政の仕事だと思う。
そして、その流れを作っていくのは政治の仕事。今、飯塚では政治が機能しているんだろうか。