飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

モニタリングポストどうする?

実は、昨日の一般質問の中で、原発に関連してモニタリングポストを取り上げました。
まずは、関連部分の質問原稿を。
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原発について。福島第一原発がこのような状況となり、福島ばかりか、首都圏からも避難している方もおられる。現実に飯塚にも、東京から避難してきたというご家族がおられる。それだけ、原発に対する不安は大きい。
その不安を少しでも和らげるには正しい情報提供が必要となる。
しかし、情報を提供しようにも、放射能を測定するモニタリングポストは、太宰府にしかない。
飯塚は玄海原発から70kmという距離にある。
事故が起きた際には、放射能および放射性物質がより詳細な情報を地域住民に伝えるためにも、定期的に観測できるモニタリングポストについて、筑豊地区全体の為の観測点として、飯塚に設置するよう国や県に働きかけて行くべきだと考えるかどうか。
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市側の答弁は、「国県の動きを見てから。そして、そのような動きが出た時には飯塚に設置してもらうよう要望していきたい」と言うもの。

対して、「国・県の動きを作り出すのも市町村の仕事。また地方分権地方主権という時代であるし、なにより市民の生命財産を守るために何をすべきかを考えるのが市の仕事だ。国県の動きを待つのではなく、積極的に働きかけるべき。と主張しました。


そして、今日、毎日新聞を見ると次のような記事が。
放射性物質:モニタリング200カ所増 監視体制強化へ - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/JS5W21n
福島第1原発事故に伴う放射性物質漏れで、政府は放射線の監視体制を強化するため、放射線量の計測装置(モニタリングポスト)を全国で200カ所以上増やす方針を固めた。現在は手作業で集計している計測値についても、回線を通じてリアルタイムで把握できるよう機能を強化し、住民の避難や除染などの対応を迅速に決定できる体制を整える。・・・


いやあ、良いタイミングだ。執行部の皆様、早速お願いします。