飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

八木山バイパスどうする?

震災の影響で無料化社会実験が終了した八木山バイパス。新聞各紙によると交通量は激減しています。
この八木山バイパスについて、私は、無料化社会実験のずっと前から、それこそ合併前から無料化に向けて市は行動すべきと提唱してきました。
筑豊にとって福岡都市圏の力をどう取り込むかが大きな課題。そのことを考えるとこの道路という大きなインフラが有料のまま継続することは、地域にとって大きなハンディとなります。

そんな主張が、現実の姿となった今回の無料化社会実験、予定では今後も継続することとなっていましたが、いかんせん、今回の東日本大震災。この影響の前に中断となってしまいました。

しかし、筑豊の活性化を考える上で、この道路を一日でも早く無料化すべきという思いは変わりません。

どうやって無料化へ前進するかを問いたいと言うことでの今回の一般質問。

さて、市はどう取り組んでいるのでしょう。

今回の一般質問での質問と市の答弁は、簡単に言うと次の通り。

2.1. 八木山バイパスの通行量の変化はどうか。
市側答弁 八木山バイパスは、10,500台が、25,400台と2.4倍。対して八木山峠は、10,200台が6,400台と0.6倍となっている。
2.2. 八木山バイパスとはどういう道路か。概略と料金徴収期限と残債務、そして政府方針について説明を。
市側答弁 八木山峠が大雨の時などの通行止めになったりすることもあり、バイパスとして昭和60年に建設された。筑豊横断道路の一部。料金徴収期限は、2,015年(平成27年)2月25日。 残債務は、約10億円。政府方針は、道路公団民営化の際に、国地方公共団体へ委譲していくこととしている。

2.3. 昨年6月よりの無料化社会実験の成果をどのように分析しているのか。
社会実験終了直後であり詳細は不明だが、地域活性化に貢献した。
2.4. 八木山バイパスの無料化について国県へ働きかけるとしてきたが、どのような働きかけをしてきたのか。
特に行ってない。
2.5. 無料化について、今後どのように取り組んでいく考えか。
筑豊横断道路の4車線化とともに取り組んでいく。

この質疑ではっきりしたのは、市は、マスタープランにも八木山バイパスの無料化について言及し、再々、議会での質疑に対して、取り組んでいくと答弁していたのに、何もやっていないということ。

今年の市長の施政方針にも、この八木山バイパスの無料化は盛り込まれています。それなのに・・・市は、何もやっていない!

なんなんだ!誰かと同じやるやる詐欺じゃないか!
この問題も怒!です。また詳細を後日。。。