飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

議員研修会

今日、市議会主催の議員研修会があった。講師は全国都道府県議会議長会元議事調査部長の野村稔さん。以前も同じような研修会に来られた方だ。
全国都道府県議会議長会の団体職員として、ずっと議会を見続けてこられた方だけに、歴史を踏まえての講演は、非常に説得力がある。
その中で強く言われていたのが、議会として責任を持って良いものはいい、悪いものは悪いと判断することの大切さ。地方議会は首長との2元代表制であり、与党・野党というのは間違いであり、また首長の選挙の後遺症を持ち込まないとも言われていた。

そして、必要があれば組み替え動議や修正動議、または付帯決議を行い、議会の意見をはっきり表明すべき。そのような付帯決議などが無く、原案可決ばかりだから、議会不要論が出てくる。更には、住民は議会の活動を知らないので議員の評価が低い。しっかり、意見を表明することが住民に議会の存在意義を示すことになるし、定例会ごとに各種団体に傍聴の案内を出すなど議会の傍聴人を多くする努力が必要だと具体例を挙げながら、説明された。

予定の2時間を超過して2時間40分ほどの講演は、笑いもあったが、気づきも多くあった。この思いを議員同志で共有しながら、議会改革を行わなくてはと思う。