飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

笑えない話 その2 やっぱり今日も私は怒っている。

今日の1時より、一般質問の出番がやってきた。手持ち時間30分に対し、答弁の時間がおよそ1時間。双方併せて1時間半を費やし、通告通りの4点について議論を。しかしね〜。明らかに違うことをさもやっているかのように話すのはNGですよ。全く。。。金曜に続き、江口徹は怒っているのだ。・・・(-_-メ)

その問題は、八木山バイパスの無料化に関する問題。

この八木山バイパスの無料化については合併前から主張しており、数度目の一般質問となる。

簡単に今日のやりとりを紹介しよう。

江口「6月の質問の際にわかったのは、残念ながら今まで何もしていなかったという状況であった。あれから半年、その取り組みについて確認する。まず、八木山バイパスとはどういう道路か?また有料道路とはどういうものであり、償還・無料化のルールについて説明を。」
市側国道201号の難所である八木山峠の交通問題を解消するために作られた。有料道路とは、道路整備の緊急性と財政上の要請により、特別の措置として料金の徴収を認められたものであり、債務を償還(道路を造る時の借金を返済)したら、無料化される。」
江口「現在の債務残高、そして6月の質問以降の無料化への取り組みについて説明を」
市側「23年度期首(23年度初め)の債務残高は10億円強。無料化への要望については、沿線市町村で構成する期成会において要望書を提出しており、その中に含まれている。」
江口「23年度期首の債務残高は4億8千1百万円ではないか。また無料化の要望が要望書に含まれていると言うが具体的にどのように書かれているのか。どの部分にあるのか。」
市側「私どもは10億円強だと認識している。また要望書の中の「飯塚庄内バイパスの建設促進」に含まれている」
江口「金額は再度確認を。しかし、無料化の要望が「飯塚庄内バイパスの建設促進」に含まれていると言うが、どこに含まれるのか。飯塚庄内バイパスと八木山バイパスの無料化は全くの別物だ。」
市側「総合的に書いている」
江口「詭弁だね。またこの債務が例え10億円強だとしても、この八木山バイパスは年間10億円前後の借金を返している。24年度当初には債務を返済し、無料化の条件が整うはずだがどうか。
市側「耐震工事を行うので、27年2月まで料金を徴収する予定と聞く」
江口「他の有料道路の無料化の事例は?またその際に耐震工事はどう取り扱われたのか。」
市側「同じようなバイパス型の道路で滋賀県の湖西道路が有料道路だった。この湖西道路は、平成17年に国・県が費用を出して無料化されている。また耐震工事については、無料化後の平成19年に行っているようだ。」
江口「この湖西道路は、八木山バイパスとほぼ同時期に造られた有料道路だ。他方は、国・県が道路を造った時の借金を代替わりして無料化しており、更に耐震工事も国の予算で行っている。八木山バイパスとは全く違う。私は、この筑豊がその料金負担を負う余裕のあるお金持ちの地域とは思えない。改めてこの問題についてしっかりとした取り組みをすべきだ」


私の記憶が正しければ、まあ、こんな具合のやりとりだったはず。

しかしね。一番怒っているのは、無料化の要望行動について。市側は要望書の「飯塚庄内バイパスの建設促進」に八木山バイパスの無料化の要望が含まれていると言うが、ホントどこをどう読んだらそう読めるんだろう。国語の先生に聞いてみたいものだ。

飯塚庄内バイパスって飯塚と庄内の間のバイパスでしょ。八木山バイパスって、笹栗から穂波までのバイパスだよ!
建設促進って道路を早く造りましょうってことだよね。無料化って読むにはどうしたらいいんだろう???まさか「建設促進」って漢字は、「ムリョウカ」って読むのかな。まさかね〜

どう考えても、別物でしょ。こんな詭弁が議会の答弁で堂々とまかり通る。
そんな議会なんてあるものか。

おまけに、この八木山バイパスについては、9月に債務残高が約4億8千万になったのを確認し、市側にこれを教えて、しっかり行動して欲しいと伝えているもの。担当課長だけでなく担当部長にも話をしている。
更に、11月中旬には、11月末に上京して筑豊横断道路建設促進期成会として上京して整備の要望をするというので、要望書を見せて頂いて、この文面だったら八木山バイパスの無料化の要望は国には絶対伝わらない。具体的に書かなきゃダメと指摘済み。
それに、要望先についても、政府・民主党(政権与党)だけじゃなく、この借金を背負っている道路保有機構(独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構)などにも行かなきゃダメなんじゃないと担当課長に伝えていた。それなのに、この状況。

しかし、道路保有機構には行っていないし、文面もそのままだったという。なんなんだ!

そんな訳で江口徹は今日も怒っているのだ。怒っているので他の3項目については後日。ここはお許しを。 m(_ _)m