昨年１１月末に、皆様の支援を受けて宮城県南三陸町で福興市とがれき撤去を行ってきたチーム飯塚ですが、今回第２弾の活動を行ってきました。
今回は、一昨日の2月21日から今日23日までの日程で、南三陸町志津川中学校仮設自治会館へカラオケを設置したほか、ボランティアセンターさん等と意見交換させて頂きました。また、松島や石巻、気仙沼、陸前高田とざっと見てきました。
今回の「カラオケ設置」は、現地のボランティアや被災者の方々と何度も連絡を取る中で、「孤立化」を防ぎ、被災者同士の「コミュニケーションの強化策」として、出てきたものです。
実は、現地の仮設住宅の多くは、地域ごとの入居ではなく、出身自治会がバラバラの入居となっています。それで、仲が良かった方々が別の仮設住宅に離ればなれになって孤立化したり、同じ仮設の中でも自治会ごとにグループができたりするなどして、いわゆる「引きこもり」のような方も出てきているなどコミュニケーションが上手く取れていない現状があると、現地の方やボランティアの方から聞いていました。
１１月に現地に行った際に、その事を聞くと同時に、僕らの代表の倉本君の名刺を見た長期ボランティアの方からもカラオケあるといいんですけどね〜と言われていたこともあり、カラオケを通じて、大人数で楽しんで頂き、コミュニケーションを取って頂く一助になれば、なにより「笑顔」の一助になればと考え、チーム飯塚で、カラオケを提供することとしました。
写真は、設置したばかりのカラオケのテストで歌って頂いた時のものです。お上手でした(^_^)v
また、南三陸町では、プレハブの仮設店舗がチラホラ営業を始められており、春の息吹のような再スタートの気配があり、なんか嬉しく思いました。
しかし復興まで、まだまだ先は長い道のり、息長い支援が必要です。皆様、今後ともよろしくお願いします。
