飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

男女共同参画、飯塚の現状。

飯塚男女共同参画推進ネットワーク(通称サエラ)の総会に出席しました。今日は、その総会資料、会報から数字などを抜粋しながら、男女共同参画の飯塚の現状を垣間見ることとします。

今年は、男女共同参画社会基本法制定から13年、国では第三次計画が策定されています。また、飯塚市では、飯塚市男女共同参画推進条例制定から5年たちました。
言葉の上では、「男女平等」、「女性の能力を活かして」と言われています。

じゃあ、どれだけそれが現実の姿となっているのかを考える時、一番分かりやすいバロメーターが、管理職や各種審議会の状況です。

その数字は・・・飯塚市の職員総数944人中、女性職員数356人で、比率は37.7%。
管理職数122人中、女性は4人で3.3%。
その内訳は、部長12人中0人、部次長4人中0人、課長64人中2人、課長補佐42人中2人。
同じように監督管理職である係長は、162人中38人で、23.5%。
また、飯塚市が設置している各種審議会等の女性委員はというと、登用率は23.4%であり、福岡県下の市町村の平均26.3%を下回り、県内28市中23番目だそうです。

う〜ん、本気度を疑うのは私だけでしょうか。。。
なぜ、男女共同参画が言われるのか、再度立ち返る必要があるのでは?

また、ベストセラー「デフレの正体」で著者の藻谷浩介さんは、デフレの解決策の一つとして「女性の就労と経営参加を当たり前に」(第10講 p224以降)と言われています。

その仕組みが飯塚では出来ていないように思えてなりません。