飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

明星寺の産廃・採石場の通行制限問題で地元説明会を開催。

明星寺の産廃採石場の通行制限問題の地元説明会が、今夜8時から県営明星寺団地の集会所にて開催された。

この問題は、産廃予定地、そして操業中の採石場への道路が幅が狭く、本来4t以上の大型ダンプなどが通行禁止の道路だったのが、住民側の指摘で判明したもの。先月、業者側へ通行禁止の措置命令を出したが、その後をどうするかと言うことでの説明会。


今日の市側の参加者は、田中副市長をはじめ、中園都市建設部長、野見山総務部長他、担当課長など総勢約10名。配布された資料は業者側のパトライト設置案、拡幅工事案の資料のみ。時系列の資料などはなし。先日(5/12日の謝罪の際の説明会)も資料なし。なんだかね〜

そして、会合は、住民側の司会の元に、まず、住民側が市といくつかの事項を確認取った。これは、今までの市の対応に業を煮やした住民側が考え抜いた末に思いつかれたんだろう。前回参加していない方に改めてこの問題を理解して頂くためにも、そして何より市側に今までのことを再確認させる意味で有効だった。


続いて市側からの説明。市は、産廃・採石双方の業者より出された道路の拡幅工事案の説明をはじめた。話によると、業者は、先に提案していたパトライト設置案を撤回して今回の案を提出したと言う。


そして、市は今回の案を、「道路の改善策として検討に値する。また改善までの期間についても交通誘導員の配置などで良いと判断している。」と言明した。つまり、地域住民は産廃へ反対の意志を示し、通行禁止を求めているのに対し、市は、どうやら業者の通行を許可したい様子。
地域住民の騒音・振動・粉塵などの被害、通学児童はじめ地域住民の交通事故の恐れはどこへ行ったのか。もちろん、住民側は怒り心頭。私の周りでも、「どっちが大切なんか」という声も。


更に、市は、通行禁止となったこの道路に関して、業者側より出された大型車の通行許可申請を許可している。それも、申請から許可までなんと1日!しかし、前の説明会では、市長は「通行許可の際には市長がしっかりチェックする、また住民にちゃんと説明してからだ」と発言していた。知らされていなかった住民はもちろん、この市長発言について持ち出し、「誰が許可したのか」と追及した。

この質問に対し、市は、通行許可については、都市建設部内で検討したそうだ。副市長もこのことは納得済みだったという。この市長の発言がなかったかのようだ。さて、本当は、市長は知っていたのか、どうか。


もし、知らされていないのなら、市長の存在感の軽さが問われる。しかし、もし知っていたのなら、先の説明会での自身の発言が否定される。はたして、どちらなのか。


この通行許可は、15日までの期間限定のモノ。そして次回の説眼会は、17日に開かれる。さて、次回は。。、

参考 :http://www.jcp-iizuka.jp/menu/sanpai/sanpai.html