飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

戦艦大和のような市役所はいらない(5)えっ!働く人は減るのに面積35%増!

スミマセン、間違って記事を消してしまいました。改めてアップします。また上書きした方の記事は10月1日に移しました。

今日のブログは、市役所の建て替えについてお聞きした私の一般質問の続きを。私は、この前紹介したように「戦艦大和のような市役所」「規模も大きく、値段も高く、そして何より時代遅れ」な庁舎は造るべきじゃない。と考えています。

今日は、その規模についての質問の前半部分をお伝えします。
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【江口】
まず、今回の庁舎建設計画について概略の説明をお願いします。

【庁舎建設対策課長】
5月に、建て替えの方向性などをまとめた本庁舎整備方針を策定し、それを踏まえて、8月に新庁舎建設基本計画(案)を策定した。
その概略は、庁舎整備の方向性については建替えとし、新庁舎建設の基本目標を「人にも環境にもやさしく、これからの地域主権時代の到来にも柔軟に対応できるシンプルかつ堅固で効率性・経済性の高い行政サービスの拠点」を目指すこととして、容易性・利便性の高い庁舎、効率性・経済性の高い庁舎、安全・安心の確保できる庁舎、この3本を基本方針に掲げている。
その位置とゾーニングにつきましては、現在地とし、具体的には現本館北側の第1別館及び公用車駐車場とし、現本館は解体後は、新庁舎前面に来庁者駐車場を整備することとしている。
その規模につきましては、穂波庁舎に一部の本庁機能を配置したうえで、延床面積を概ね17,800平方メートルとし、事業費を約80億円、事業完了年度を平成29年度としている。
具体的な設備機能等については、庁舎全体としてライフサイクルコストの削減と維持管理の容易性を考え、長寿命でシンプルかつ耐久性に富み、動線に配慮した、シンプルかつ機動的なオープンフロアーを基本とする。
また、ユニバーサルデザインの徹底、再生可能エネルギーの活用、雨水利用、自然換気等を取り入れ、人にも環境にもやさしい庁舎を目標としている。

【江口】
簡単にまとめると、現地建て替えで、平成29年度完成、17800平方メートル、80億円ということでしょう。まず、面積、規模について、現状と比較しての説明を求めます。

【庁舎建設対策課長】
予定では、17800平方メートル、現在が13200平方メートルなので、4600平方メートル、約35%大きくなる。

【江口】
4600平方メートルの増加、今と比較して、約3割強の増ですね。大きくなりますね。では、そこに働く皆様方職員等の方々、その人数についてはどう考えていますか。

【庁舎建設対策課長】
行財政改革実施計画第一次改訂版では平成26年4月の879人が具体的な目標数値なので、本庁は601人の職員配置を想定している。

【江口】
行革していって職員など、市役所で働く方々の人数は減るんですよね。でも面積は、3割増、これが戦艦大和と呼んだ理由の一つです。「規模が大きい」、「でかい」と言うことです。少子高齢化で人口も減るばかりでなく、ダウンサイジング時代といい、様々なものが。機能を維持したまま小さくなる時代です。クルマしかり。コンピューターしかり、時代に逆行していませんか。

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これが、規模についての第一の疑問です。単純に考えて、人が減るのに大きくなるのはおかしいっしょ!っていうことです。この規模については、他にも疑問が。。。また、次回へ続きます。おつきあいください(^_^)v