今日は、9月から楽しみにしていた福岡IT飲み会へ。というのも今日のゲストスピーカーは、武雄市長の樋渡啓祐さん。その樋渡市長がゲストの福岡IT飲み会、当初は9月に予定されていたのだが、諸般の事情で10月に日程変更になっていたのだ。
昨年から今年にかけて武雄に2回行く機会があったが、1回は夕張希望の杜の村上理事長の講演、そしてもう1回は豊後高田の戸羽市長、ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員が中心で、樋渡市長の話をきちんと聞くのは始めてだった。
その楽しみにしていた樋渡市長の話はやっぱりスピード感抜群。市長1期目の市立病院の民営化の際に受けたリコールから始まった話は、TSUTAYAが武雄市立図書館を運営してもらうようになった経緯、市のホームページをフェイスブックへ全面移行、更にその中で地元産品を売り出すF&B良品など様々な出来事を、テンポ良く切り取りながら、満員の聴衆を鷲掴みにしていった。
まだ構想段階の話もオフレコねといいながらもその一端を披露。「あぁ、やられた」との思いながら、あっという間に時間は過ぎていった。質問タイムに、樋渡市長に庁舎の件でちょっとだけ意見を聞いたら、ありきたりの庁舎なんて作らないという。こちらも面白い仕掛けとなりそう。
これからの地方自治体は、差がどんどんついて行く時代となる。武雄は確実にそのトップランナーの一つとなるだろう。
【樋渡市長のブログ:武雄市長物語】 http://hiwa1118.exblog.jp/
刺激をいっぱいもらった素晴らしい時間だったが、帰りのバスの中では焦りも感じていた。飯塚も負けずに自分たちの進む道を明らかにして進まないとどんどん置いてけぼりだ。