飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

飯塚市立病院建て替えへ。工事費40億6千万円は大丈夫か?

調べものと考えることに襲われています。明日は選挙だし、寝たいんだけど・・・でも、もうちょっとガンバリマス。

というのは、40億円の病院問題。

飯塚市立病院の建て替えに関する予算が現在開会中の12月議会へ提案されています。その額40億6195万2千円。これは、筑豊労災病院を引き継いだ現在の飯塚市立病院を建て替えるもの。建て替えは現地で行い、本館は8階建てで床面積が13300平方メートルとなります。また、東病棟、診療リハビリ棟は改修して使う予定です。今回の40億6千万円は、この本館の建築、東病棟・診療リハビリ棟の改修の他、渡り廊下や連絡通路の新設、病棟等の解体を含んでいますが、医療機械や備品などは含んでいないと思われます。

現在、この飯塚市立病院は、指定管理者制度によって地域医療振興協会という社団法人に運営をお願いしています。この地域医療振興協会を指定管理者に選んだのは、「医師を確保する・交付税以上の負担を求めない」という条件だったと聞いています。

しかし、現状では、医師は十分確保されているとは言えず、一部の診療科は休診中です。この医師の確保が不十分な点については、この医師不足は経営に直結する問題であり、ずっと委員会でも指摘してきました。

平成20年の市立病院としての再スタート以降、入院や外来の患者さんは、増えてきているんですが、まだまだ病院としては赤字。当初の2年は、飯塚市からの繰り入れをしても、1億5千万円、1億7千万円の赤字でした。H22年と昨年度は、この繰り入れを含めると、1億2千万円、6千万円の黒字になっていますが、建て替えをして大きな借金を背負って大丈夫なのか、非常に心配です。

現場の医師や看護師をはじめとするスタッフの方の努力は聞き及んでいますし、私の友人・知人もおられます。だからこそ、経営が成り立っていくのかどうか、ちゃんとチェックしなければならないと思っています。

そしてこの病院の問題、私の所属委員会の厚生委員会で週明けの17日に審議されます。今回の厚生委員会、この病院の他にも健康保険税の値上げや学童クラブの値上げなど盛り沢山(^_^;)

もうちょっとガンバって、そして起きたら選挙に行きます!
みんなも選挙に行こう!\(^O^)/