飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

ダイマル跡地に関する100条委員会、4日め。解体業者はず〜っと市との協議に参加している。

今日は、ダイマル跡地に関する100条委員会。今日の委員会でもおかしな点がいくつか挙げられたのですが、その中でも今日の一番を紹介します。


今回、ダイマル跡地を解体するために、事業主である(株)まちづくり飯塚の行った入札で落札した業者○○建設の社長(A氏とします)は株主ですが、単なる株主にとどまりません。このA氏、株式会社まちづくり飯塚と市との協議にほとんど参加しているんです。さらに株式会社の前のNPOの時代も同様です。

協議の中では、A氏の会社でA氏と市側だけで話していることもこの市との協議の席では、当然のことながら補助金といった予算の話や、この事業のために市が協力できることなどといった話が出ます。
当然、事業の大枠を知り得る立場にあるんです。なのに、そこが入札に参加して受注???
これってルール違反じゃないですかね?


この指摘に対する市側の答弁は、「ご指摘については、非常に重く受けとめておりまして、確かにそういう、何て言いますか、李下に冠を正さずみたいなところは必要だったかなということで、反省しておる部分も当然ございます。そういう部分については大変申しわけなく思っている部分もございます。」とのこと。


でもね。当然、先に思ってそりゃダメでしょって言うべきところですし、議会側からもそうなったらおかしいよって言われてたはず。それをそのままやっちゃってるのはどうですかね(怒)


「謝って済むなら警察イラナイ」子どもの頃、こんなこと言ってませんでしたっけ?


これだけじゃわからん!という方のために、も一度今回の事業の概要を紹介します。下をどうぞ♪

本地区は、ダイマル商店が、昭和49年10月、服飾関係小売店(5階層、売り場面積2,835平米)として開業以来、大型小売店舗として井筒屋とともに中心商店街の商業振興の中心的役割を担ってきたが、平成11年10月に破産、大型空き店舗となる。老朽化し、アスベスト根抵当権の問題もあることから放置され、商店街の空洞化の要因となっている。
この空きビルを民間事業者の(株)まちづくり飯塚が、取得、解体、コミュニティビルとして再生し、居住機能を整備するとともに公益施設での街なか交流機能や健康増進機能を整備することで、街なか居住や賑わい向上を推進し、中心市街地の活性化を図るものである。(以上、国土交通省HPより抜粋)

ここで登場する(株)まちづくり飯塚は、このダイマル跡地をコミュニティビルとして再生することを主目的として、平成23年11月に設立されます。当初の株主は7名。うち5名が個人、1名が本町商店街振興組合、もう1名が民間企業です。(株)まちづくり飯塚の資本金380万円のうち100万円がA氏の出資です。