今日、飯塚市議会では、経済建設委員会が開催されました。
その委員会には先日の船橋オートの廃止報道を受け、テレビを含めマスコミが取材に。
その委員会の席で、市側は、「オートレースの運営について、現在の市直営のままでは改善の見込みが立たず、極めて困難。オートレースの包括的民間委託を来年度当初より実施したい。」と表明しました。
この包括的民間委託を一言で言うと、オートレースの運営をまるごと民間会社に委託するものです。まぁ、市ではお手上げなんで、民間にお願いしようという事ですね。
その後の質疑の中で、「廃止は考えていないのか」との質問に、市は「地域経済への貢献は多大であり、存続は必要不可欠」と述べています。
ただ、船橋オートはこの包括的民間委託を先んじて導入していましたが廃止を選択しています。昨年度の飯塚オートの赤字は4億円、累積赤字は約14億円となっており、まさに正念場でしょう。
このオートレース、昨年12月の本会議での一般質問でも取り上げましたが、市の対策が後手後手に回っているように思えてなりません。市長以下、職員の方の踏ん張りを期待したいと思います。