飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

3月議会定例会終了しました。

飯塚のこと、政治のことをもっと知って頂きたいとの思いで、不定期ですがえぐち徹のメールマガジン「えぐマガ」を配信しています。今日は、そのえぐマガのご紹介。
今日配信したものをお届けします。
このえぐマガを読んでみたいなと思われる方、ぜひ江口宛「えぐマガ希望」とメール下さい。
次号よりお届けさせて頂きます。
申込の際には、出来ましたらお名前などを書いて頂けると嬉しいのですが、なくてもOK。配信先となるメールアドレスだけが分かればOKです。
それでは、どうぞ!

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「えぐマガ」vol.329 3月25日号
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こんにちは、飯塚市議会の江口徹です。

今日も晴天、良い天気が続きますね!
私は、この天気の中、地域廻りを続けています。
新しい活動報告も原稿作成完了、印刷に回しました。
来週はじめには、配布始める予定です(^_^)v
さて、今日のえぐマガは3月議会の結果報告です。
それではどうぞ!
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3月定例議会閉会しました。

2月23日より始まった3月定例議会ですが、昨日3月24日で全ての審議を終え、閉会しました。
この定例会の中では、私は会派を代表しての代表質問に。
これで任期中の4年間、全ての定例会で質問に立ったことになります。
平成12年の初当選以来、この質問を行う事にはこだわり続けてきました。
質問をしなかったのは平成18年の3月議会のみ。この3月議会は、合併の直前であり、質問しても意味がない時期でしたので見送りましたが、この時以外はずっと続けています。
先日の西日本新聞でも、一般質問に関する記事がありましたが、その記事でも取材頂き、私の考えをお伝えすることが出来ました。

さて、今回の議案では来年度予算の他、いろんな議案が審議されました。
その中で、注目すべき案件のみ結果を含めて紹介します。

【来年度予算】 全て原案可決しています。
【市民自治基本条例】 審議不足ということで継続審議となりました。以降、議会の開会予定がないため廃案となります。新しい議会での再提案があれば改めての審議となります。
【新庁舎建設】工事契約議案4本が可決されました。去年の秋から始まっていた別館解体工事に続き、これで本体建設が始まります。なお、私はこの契約議案には反対としました。
【明星寺産廃・道路・ゴミ】何度か取り上げてきた明星寺の産廃・道路・ゴミの問題、市からは追加議案として和解が提案されました。これは、市が過去に埋めたゴミの埋設地を含む業者の土地を買い上げ、業者は道路に関する裁判を取り下げるというもの。ベストとは思いませんが、地域の方々にとっては問題の原因を取り除くものであり、次善の策として了承しました。

なお、庁舎建設関係議案の採決にあたっては、反対討論をしています。
以下にその原稿を紹介します。
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議案第53号から議案56号までの庁舎関係契約議案4件に反対の立場から討論をいたします。9月議会の予算審議の際に詳細は述べましたので、今日は改めてその骨子だけを述べさせて頂きます。

まず、【規模について】です。
穂波庁舎、筑穂庁舎といった十分に空きスペースがある庁舎を上手く使うことを考えるのが行政の知恵の見せどころであり、人口の減少、職員の削減が予想される中、現在の本庁の1.4倍もの規模の庁舎建設はすべきでありません。

次に【費用について】です。
なんども紹介していますが今回の新庁舎と同規模の諫早市役所は坪単価75万円、建設費は42億円。麻生飯塚病院の北棟は総事業費ベースで45億円。坪単価85万円。また、昨年完成した市立病院新館、一回り小さいのですが、こちらは坪単価87万円です。対して、飯塚市役所新庁舎は当初計画でも坪113万円、現在では坪130万円となっており、費用も高いと指摘せざるを得ません。

次に、【市役所のあり方】です。
今回の庁舎建設計画は、現状の業務体制を基本に計画されており、支所との役割分担については見直しがなされていません。ITなどを十分活用し、市民が本庁に行くのではなく、近くの支所やサービス拠点で全てが終わるようにする、そんな今後の市役所の仕事の仕方、未来の仕事のスタイルにあった庁舎が必要であり、その検討が不足しています。

以上が、以前から戦艦大和になぞらえ、「でかく、高く、時代遅れ」と批判していた3点であります。
また、加えて、【建設費の高騰】により今回の提案は、当初計画より金額面で大きく膨んでいます。
市は、この建設費の高騰の理由を、復興需要、公共事業の増加、東京オリンピックなどによるものであり当分続く、上がりこそすれ、下がることはないと判断し、予定通り進めるために今回の契約議案を提案されていますが、復興需要については、震災から4年が経過し、重点期間の5年間が残り一年であること、また国土強靱化についても今後減少が見込めること、更には市の発注の波を考えると、現在が建設費のピークではないかと考えます。
同様に考え、予定していた公共事業を先送りするケースも全国各地で出てきており、飯塚市もそうすべきであります。

行政の仕事は、最小のコストで最大の効果をというものです。
9月も申しましたが、私は建て替え自体に反対ではありません。建てるなら未来を見据えて建てよう。そして建設費のピークと思われる現在ではなくもう少し先送りしようということです。
そのことを改めて申し述べて、私の討論とさせて頂きます。

以上
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