昨日の朝刊では、西日本新聞の一面をはじめ多くの新聞に記事として取り上げられ、本会議終了後には、テレビを含め多くのマスコミの方から囲み取材を受けました。
一連の報道は資産公開制度の廃止に集中し、その点において政治倫理制度に関して大きな一石を投げた形となりましたが、今回の提案に際し多くの他市の事例を読み、現行条例に対し様々な観点から検討を行い、資産公開制度の廃止以外にも多く改正を提案しています。
昨日のブログでもあげていますが、今回の大きな改正点は次の3つ。
1)政治倫理条例の対象を市だけから三セク等へも拡大すること。
2)資産報告制度を廃止すること。
3)贈収賄罪有罪判決後の説明会を起訴前に前倒ししたこと、同じく職務関連犯罪であるあっせん利得罪まで拡大したこと。
また、同時に提出した決議において、「政治倫理基準に違反して、市職員等に働きかけを行い、職員に公正な職務を損なわせるような行為に対処するための制度を早急に創設するよう市長に強く要望する。」としています。決して政治倫理制度を後退させたわけでなく、実情を冷静に判断し、生きた制度となるよう今回に改正案および関連決議の提出に踏み切りました。
以上のような点をご理解いただき、ぜひ実際の改正条例ならびに審議の模様の全容をご自分の目と耳でご確認していただきたいと思います。
「飯塚市政治倫理条例の一部を改正する条例」による改正の新旧対照表はコチラから。
→ http://eguchi-tohru.com/databox/sinkyu.pdf
「飯塚市議会議員の政治倫理に関する決議」はコチラから。
→ http://eguchi-tohru.com/databox/ketugi.pdf
また、今回の審議について議会事務局が頑張って頂き、録画中継について既にアップして頂いています。ぜひ、審議模様を以下のYouTubeからご覧ください。
飯塚市議会 平成27年12月定例会(最終日)2 (3分40秒過ぎから始まります。)