飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

飯塚市の待機児童135人に!


今日の飯塚市議会、私の所属する厚生委員会が開かれました。その中で非常に残念な報告が。それは保育園に入りたくても入れない待機児童についてです。

上の2枚の写真にあるように、「実質的な待機児童」と市も認めている「私的理由による未利用児」が、11月1日の段階で、昨年度の年度末の116人を超え、135人となりました。

今年度は4月から48名と多かったのですが、10月で100人を超え、今月で昨年超えです。。。

質疑の最初に市長にこの状況に対する見解を求めたのですが、答えたのは担当部長。その発言は次の通りです。
「9月に補正予算をお願いいたしまして、いわゆる実質的な待機児童がふえないようにということで、対応をしてまいりましたが、いま課長からの報告にもありましたとおり、残念ながら今日までその利用があっていない。事実上、保育士の方が潜在保育士も含めて、おられないということで、大変厳しい状況にあるということを改めて認識したところです。現に今、順番をお待ちいただいている市民の皆さん、あるいは子どもたちに対して大変申しわけないというふうに思っておるところでございます。」


なんで市長は答えられないんでしょうね。私でしたら、自分の口で思いを答えますし、こうならないように早く対応していたのにと思わずにはいられませんでした。
待機児童が100名オーバーってなんなんだですよ。
それだけ、市民に迷惑をかけているって事です。子育て支援がんばるといっても実態がこれじゃあ、人は逃げていくんではないでしょうか。



続いての2枚の写真は、公立・私立の各保育園・こども園の入所状況。公立の平均が定員の93.1%、私立が102.9%、全体では利用定数3170名に対して3177名の入所で100.2%となっています。


各園の入所率で見ると余裕がありそうですが、それでも入れないのは保育士不足から。これは公立も私立も同じ状況です。


特にこれはどうかと考えたのは公立の筑穂保育所。ここは入所率65.6%と他の保育所と比較してもかなり低い入所率になります。「筑穂にあることから希望者が少ないんだなぁ」と思っていたのですが、聞くとココ筑穂保育所でさえ入りたくても入れない子どもが5人おられるそうです。これも理由は保育士不足で受け入れられないからだとか。


でもですよ。公立は全体で保育士の配置を考える事が出来るはず。で、公立の他の公立保育所はどうかというと、低くても入所率は90%オーバー、高い保育所は108.3%なんです。つまりそれだけ受け入れられる人員配置がなされているという事です。108.3%のところなんか、定数を8%超えて受入出来るだけの人員配置がなされているんです。
だったら、筑穂保育所に入りたくても入れていないこの5名を受け入れられるように他の保育所から筑穂保育所に配置を換えるべきではなかったのでしょうか。



5枚目以降の写真を含めて、都合7枚の資料が今回の委員会に保育関係の資料として提出されました。今回も1人で1時間以上質疑の時間を頂きましたが、、、あ〜ストレス溜まります。。。続きはまた後ほど。