飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

市の方針「新体育館は鯰田の市民公園健幸スポーツ広場、卸売市場は庄内工業団地グラウンドへ。」

今日は、経済・体育施設に関する調査特別委員会。筑豊ハイツ・卸売市場・体育館について議論しています。

その中で、市側は、卸売市場については庄内工業団地グラウンドへの移転等が市場関係者と合意したと報告。

ただ使用料についてはどのようになるか今後の協議と言うことでした。
しかし、商売をするにあたって家賃がいくらかというのは、非常に大きな要因。

いつ示すのかという私の質問に対し、市側の答弁は、「3月末までには概算を示す。また基本設計を進めた段階でもっと正確な数字を出す予定」ということでした。
市場関係者と合意したと言っても、このような状況では今後が非常に心配です。また商店によっては後継者が以内という問題もあるでしょう。また流通の形態も大きく変わっていっています。
その点を考え、もしも市場移転が行き詰まった際にどうするのかなどをしっかり考えるべきだと伝えています。


また体育館については、鯰田の市民公園健幸スポーツ広場(旧陸上競技場)への新築移転という新体育館建設基本計画を発表、来月15日から市民意見を募集することを明らかにしました。
体育館基本計画発表の際の市長の発言は大筋以下の通りです。
「8月7日の第2回委員会にて耐震改修との意見も合ったが、駐車場不足、バリアフリーの問題解決は難しいこと、また財源が難しいので、最適化債を活用した中で整備したい。5箇所の候補地を提案していたが、当委員会で2つに絞った中で検討して頂いている。最優先すべきは利用しやすい施設であること。その観点から、公共交通のアクセス等から鯰田の市民公園健幸スポーツ広場敷きとしたい。」

明日の朝刊各紙では、この方針が報道されることでしょう。鯰田に住む私としては歓迎すべき事でありますが、飯塚市にとってこれが最善の選択かどうか、しっかり確かめた上で判断したいと思います。

そういう観点から考えると、財政状況を示す財政見通し(財政シミュレーション)が年内に示される予定ですので、その点からも確認しなくてはなりません。
また飯塚市は移転新築を選択しましたが、呉市などは耐震改修を選択、この選択次第で費用は大きく変わります。飯塚で耐震改修をした場合にどうなのか、市側の判断を鵜呑みにすることなく議員としても確認しなくてはと考えています。


さて明日は議会運営委員会。12月議会へ提案される議案がどのようなものか、また分かりましたらご案内します。