飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

児童虐待防止のために「飯塚市の子どもをみんなで守る条例」提案しました!

飯塚市の子どもをみんなで守る条例

目次
前文
第1章 総則(第1条−第12条)
第2章 児童虐待の予防のための子育て支援(第13条−第16条)
第3章 児童虐待の防止等のための取組(第17条−第26条)
第4章 要保護児童対策地域協議会(第27条−第31条)
第5章 雑則(第32条−第35条)
附則

もうやめて もうゆるして もうたたかないで

そう思いながら命を奪われた子どもたちがいます。
そう思いながらじっと耐え続けた子どもたちがいます。
いたるところで食料が捨てられる時代に、飢えて亡くなった子どもたちがいます。
性的虐待心理的虐待を受け、心を殺されたという子どもたちがいます。

助けられたはずの命、奪われた笑顔と育ち。

本来、祝福されて生まれ、愛されて育てられるべき子どもたちの中に、
今も、苦しみ、誰かの助けを求めている子どもがいます。

子どもは、ひとりの人間であり、安全で安心して生きる権利を持ちますが、
ひとりでは生きていけない、弱い存在です。

その弱い存在の子どもの笑顔と笑い声に、私たちおとながどれだけ勇気づけられていることでしょう。
子どもは親にとっての宝だけでなく、社会の宝、活力の源、未来への希望です。
その子どもを守るのは、わたしたちおとなの責任です。

全ての子どもたちが、虐待や育児放棄から守られ、愛される幸せを実感しながら成⾧できるように、市民みんなで、子育てしやすい環境をつくり、子どもの命と育ちと笑顔を守るため、この条例を制定します。

みんなで子どもを守りましょう。


3月に東京で起きた船戸結愛ちゃんの虐待での死亡事例。
結愛ちゃんがひらがなで書いたメッセージに涙を流し、また怒りに震えた方も多いことでしょう。

また昨日には、北九州市でテレビ台の引き出しに4歳の男児を閉じ込めて死亡した事例、その2歳の妹が高熱の液体を浴びせられたという事例の報道を聞くにつれ、なんとかならなかったのか、防げたのではないかと思った方も多くおられたと思います。


この事件が起きたからと言うわけではありませんが、昨日、同僚議員の森山元昭議員、梶原健一議員、兼本芳雄議員と共に、「飯塚市の子どもをみんなで守る条例」という児童虐待防止のための条例を市議会へ提案しました。


上に紹介しているのは、その前文まで。
あのような悲惨な事件が飯塚で起きないように、議会としてもやれることを。
後日、内容などをご紹介しますね。