急増する福岡県のコロナ陽性者、筑豊地区も増えており、飯塚市でも嘉穂東高校でのクラスターが50人弱まで拡がっています。
そのような状況を受け、福岡県にも緊急事態宣言が出されることになった今日5月6日より、新型コロナウイルスワクチンの集団接種の予約が始まりました。
が!!5月分の予約は午前中で終了した様で
私を含め、複数の議員に、電話もネットも繋がらない!との悲鳴の様な声、怒りの声が電話などで寄せられた様子です。
「夫婦で電話かけたけど全然繋がらないし、関西にいる子ども夫婦がスマホで予約しようとしたけどコチラもダメだった。」
「電話もネットも繋がらない!他の自治体でも繋がらないってことあったんだから、遅れてる飯塚市はそんなことないよう準備しとかなきゃ!何本の電話でやってるんだ!」
とお叱りの電話を頂きました。
うちの母も残念ながら予約できずでした(T_T)
次回は、5月24日9時から6月分の集団接種の予約が始まります。また、医療機関での個別接種が下の資料にあるように5月下旬もしくは6月中には始まる見込みです。
医療機関向け説明会資料より
この個別接種について3月の予算委員会でお聞きしていますのでちょっと紹介します。
○江口委員
次に、接種実施場所なんですが、集団接種の場所はどうなるのか。また協力していただける医療機関はどの程度あるのか、お聞かせいただけますか。
○健幸・スポーツ課長
本市の集団接種会場といたしましては、飯塚第1体育館、それと筑穂交流センター、それと庄内保健福祉総合センターハーモニー、こちらの3カ所を予定いたしております。あわせまして、個別接種の医療機関でございますが、現在、医師会のほうと協議をいたしておりますが、それぞれ接種可能というところで、50程度の医療機関に協力していただける予定でございます。
○江口委員
ぜひ、そういった情報を早め早めにホームページでアップしていただいたり、新聞各社にプレスリリースを出したりしていただきたいと思っています。ほかの自治体のホームページを見たりすると、実際出ているんですね。ここでやるんですよとか、協力機関でもこんなところが協力してくれるのが決まりましたとか、例えば、今決まっているのはここだけ決まりました。 またそれがどんどんどんどん追加されていくと、うちの近くの、ここでできるんだなと安心されると思いますので、そういった努力をしていただきたいと思っています。
予算委員会の会議録はコチラから → https://www.city.iizuka.lg.jp/giji/shise/gikai/kaigiroku/r2nendo/documents/r30323yosan.pdf
上の質疑にあるように、個別接種は、飯塚市・嘉麻市・桂川町で50程度の病院などの医療機関で実施できる見込みです。予算委員会が3月だったので、5月になった今ではもっと増えているかもしれません。
また、50程度の医療機関というと、圏内の約半数程度だそうです。外科などを外していくと内科系の医療機関のうちかなりな医療機関が個別接種に協力して頂けるようです。
このように、多くの医療機関がワクチン接種に協力して頂けるのに、それが市民には伝わっていないように思えます。結果、集団接種に電話が殺到してしまう。それが今日の電話もネットも繋がらないという状況を生んだのではないでしょうか。
実際、ウチにお電話頂いた中でも、
「市のコールセンターにかけてもどこの病院がワクチン接種やってくれるか教えてくれないし、かかりつけ医にも電話でしたけど、市からできるかどうか言わないように指導されていますとのことだった。だから集団接種の予約しようと思ったんだけど、繋がらないんだよ」
という方もおられました。
予算委員会で、この協力して頂ける医療機関を早め早めに公表して頂きたいと言ってもう1ヶ月以上。市は中旬以降に出すチラシにどこの医療機関が協力して頂けるか掲載すると言いますが、今すぐにでも、公表して頂きたいと強く思います。
そこにかかりつけ医の名前があったら、「じゃあ、かかりつけ医でのワクチン接種が始まるのを待とう」と言う方が多く出てこられることでしょう。
そうすると、次回の5月24日の集団接種の電話が繋がらない状況を少しでも改善できると思います。
3月の予算委員会では、高齢者以外の方々も6月には打ち始められるようにと言っていましたが、他方で、国は7月末までに高齢者の接種を終えたいとも。まだまだ混乱は続きそうですが、その混乱を少しでもやわらげることができるのは、市の積極的な情報提供。
その点、市はしっかり意識して欲しいものです。