飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

9月議会一般質問は明日から。私の出番は明後日8日の2番目、11時前後です。取り上げるのはオートレースとコロナ対策!

2日に開会した9月議会、明日からは一般質問が行われます。
一般質問と言っても何のこと?って思われる方もおられると思うので、久しぶりにちょっと紹介を。

 

一般質問とは、本会議で、各議員が行政の様々な政策等についてかなり自由に質問し、自分の考える政策を提言できる大切な機会です。

 

国会での代表質問(下にサンプルあります)の様子がよくテレビなどで紹介されますよね。あれと似たものと思っていただいたら良いかもしれません。

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もっとも国会の代表質問は、その名の通り各政党を「代表」して政府の政策に対して質問しているのですが、自治体議会の一般質問は、議員各個人に対し与えられた場です。

 

それぞれの議会でスタイルは異なり、飯塚市議会は、議員の質問時間が30分、答弁時間を含まず、一問一答方式(テニスのラリーみたいに、これどうなってるの?こうなっていますと質問と答弁を交互に繰り返す方式)で行っています。

議会によっては、質問時間だけでなく答弁の時間を含めて60分というスタイルだったり、「総括質問方式」(一括質問一括答弁方式とも言われます)といって、国会の代表質問のように議員が質問すべてを一括して質問し、その後、市長などが一括して答弁を行う形を取っている議会もあります。

総括質問方式に関しては、一度に聞きたいことを全部ぶつけなくてはならないので、質問する時間が長くなり、それにあわせて答弁の時間も長くなることから、あれ?何の質問だったっけとわからなくなったり、答弁について再度質問しようとしても、その他の話題が間に入るため、質問がやりづらかったり、傍聴者からするとわかりにくかったりします。

また、質問の順番も決めて、何聞くかも伝えておかないと答弁も準備できないので、当然のように、事前での打ち合わせが重要となり、シナリオどおりのやらせ議会だという批判もあります。

 

 

そういったことから、議会改革の一環として、総括質問方式を一問一答方式に変えたという議会もありますが、飯塚市議会は、私が議員となった2000年には既に一問一答方式。その点では進んでいたと言ってもよいでしょう。

 

そんな一般質問ですが、今回は、緊急事態宣言中というだけでなく、市役所内でも感染が増えてきていることもあり、「12月議会に先送りできる内容であれば、できるだけ先送りを」という協力要請があったことから、今回の質問者は、10名とちょっと少なめです。

 

質問議員とその質問事項は以下の通りです。
コロナの中での飯塚市がどんなことを考えているのか、議員の質問を通して見てみませんか?

9月7日(火)
1 守光博正
 1 本市のネット環境の現状及び今後について
 2 太陽光発電開発等について

2 鯉川信二
 1 浸水対策(遠賀川水系流域治水プロジェクト)について

3 福永隆一
 1 消防団について
 2 ごみの収集について

4 道祖満
 1 二酸化炭素削減問題と廃棄物処理施設整備計画について


9月8日(水)
5 奥山亮一
 1 ヤングケアラーについて

6 江口徹
 1 オートレースについて
 2 コロナ対策について

7 川上直喜
 1 新型コロナウイルス感染症対策について
 2 水道料引き上げと情報公開について
 3 白旗山メガソーラー乱開発について
 4 市営相田団地の建替事業について

9月9日(木)
8 田中裕二
 1 飯塚市立小・中学校における教職員の働き方改革について

9 金子加代
 1 子どもの人権尊重と「最善の利益」の実現について
 2 飯塚市職員の働き方について
 3 白旗山メガソーラーについて

10 平山悟
 1 合併後の取り組みについて
 2 新型コロナウイルス感染症対策について


詳細な質問事項はコチラからどうぞ。

 → 

https://www.city.iizuka.lg.jp/giji/shise/gikai/documents/r3-5situmonitiran.pdf

https://www.city.iizuka.lg.jp/giji/shise/gikai/documents/r3-5situmonitiran.pdf


私の質問は、前回に続いてのオートレースと、コロナ対策についての2題。
出番は9月8日の11時前後となる模様です。

ネット中継、リアル傍聴共によろしくお願いしますと言いたいところですが、緊急事態宣言中ということもあり、できる限りネット中継でご覧下さいm(_ _)m
ネット中継はコチラからどうぞ
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昨日でパラリンピックも閉幕。コロナの燃えさかる中、賛否両論が入り交じり、オリンピックと共に開催自体が危ぶまれましたが、なんとか無事に終了したと言っても良いのではないでしょうか。
個人的になんとなく盛り上がらずではありましたが、パラリンピックを通じて、人の可能性、障がいとはということを考える良い機会とはなったのではないかと思います。
その気づきを忘れずに社会が変わっていくことを願ってやみません。