今日の飯塚市議会、福祉文教委員会と経済建設委員会が開かれました。
私の所属する福祉文教委員会が審議した案件は、次の7本。
- 議案第 96号 令和3年度飯塚市介護保険特別会計補正予算(第1号)
- 議案第103号 令和3年度飯塚市学校給食事業特別会計補正予算(第2号)
- 議案第109号 飯塚市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例(文化施設関係)
- 議案第111号 飯塚市特別会計設置条例の一部を改正する条例
- 議案第113号 飯塚市立図書館条例の一部を改正する条例
- 議案第117号 契約の締結(文化会館大規模改修工事)
- 議案第122号 令和3年度飯塚市一般会計補正予算(第8号)
これに加え、報告事項が2本の計9本を処理して、委員会が終わったのは、18時過ぎ(^_^;)
なんとも、ロングランな委員会でした。
議案の最後、補正予算には、ここ数日、ニュースやワイドショーで大きく取り上げられている子育て世帯等臨時特別支援給付金の予算の一部も含まれていました!
今回提案された補正予算を作った段階では、政府の方針は5万円+クーポン、これに合わせて補正予算では、先行給付の5万円について予算が組まれていました。
ただ、政府の方針がコロコロと変わっていく中で、飯塚市は、10万円現金一括給付へ舵を切ることが示されました!
まあ、そりゃそうですよね。
クーポンってめんどくさいんです。市役所にとっても、使う市民にとってもめんどくさい。
ホントは、経済効果もあるんですけど、今、市役所でこの事務を担当する子育て支援課って、3人のこどもが父親に殺された虐待事件の検証、来年度の保育園、こども園の入所申込みだったりと仕事が満載。
現金で一括で出せるなら、それが一番事務量も少なくって、市役所にとっても、市民にとってもハッピーなんですね。
まずは、児童手当の受給世帯に関しては、既に対象者を掴んでいるし、口座情報も持っていることから、この方々については年内に10万円支給できるよう努力しますとのこと。
高校生など対象者や口座情報などを確認することが必要な方々についても、同様に10万円をできるだけ早く支給できるようにしますとのことでした。
質疑の中で私からは、この給付金については所得制限がついているが、経済再生担当大臣からは所得制限の撤廃を容認するという発言もあったし、高齢者への支援と比較して子育て世代への支援は少ないので、飯塚市も所得制限の撤廃を検討すべきと述べました。
市としては、制度上ダメだったので考えていなかったが、大臣の発言もあるので検討したいとの発言がなされています。
また、現金一括給付は、大歓迎と述べた上で、今本会議が開会中なので、関連の補正予算を追加で提案して頂きたいと重ねて伝えました。
また、昨年の一律10万円の特別定額給付金の際にも問題となったがDV等で別居している場合など、どう把握するのかについても確認。
市は、「そのようなケースは、申請して頂くようにホームページで呼びかけることとしています。」とのことでしたが、ホームページに載せるだけでは周知徹底はできません。
子どもを被害者側が育てているならそこにきちんとお金がわたるように、こどもを育てていない加害者側にお金が行かないように、把握している家庭へ直接通知したり、SNS等を活用して頂きたいと伝えています。
この、補正予算、それも子育て世帯等臨時特別支援給付金は、今日の審議の中での一番の注目案件でした。良い結果が出てちょっと嬉しく思います。
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