今日より3月議会が始まり、初日の今日は、議会の各委員長の報告や提案理由の説明等の他、市長の施政方針演説などがありました。
今日は提案されている議案を紹介します。
今回の議会は、75本の議案と2本の報告事項と満載。
まず「議案第1号 平成27年度飯塚市一般会計補正予算(第6号)」から「議案第10号 平成27年度 飯塚市下水道事業会計補正予算(第2号)」まで10本は、現在進行中の平成27年度に関する補正予算です。
今回の補正は、給与改定に伴うものが主なもの。
一般会計では、約4千万円を追加して、予算総額は、685億7千万円になります。
「議案第11号 平成28年度 飯塚市一般会計予算」から「第26号 平成28年度 飯塚市立病院事業会計予算」までの16本は、来年度分の予算案。
一般会計は、717億2千万円と700億円超えで過去最高となります。
前年度比で38億100万円、率にして約5.6%の増。
重要施策としては、「浸水対策事業」、「小中学校施設整備事業」、「中心市街地活性化事業」と説明がありましたが、もちろん市役所の建て替えも忘れてはいけません。
特別会計では、11の会計で493億9千万円。
企業会計では、上下水道・市立病院等の4つの会計で85億2千万円となっています。
続いて、「議案第27号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例」から「議案第43号 飯塚市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」までの17本は条例改正議案。
この中では、体育館の建替等を検討する委員会の設置、人事院勧告による給与等の改正、小中一貫校化による幸袋小・中学校の位置の変更、子ども医療費の支給拡大等があります。
また、以前から策定すべきと主張していた「飯塚市中小企業振興基本条例」が提案されています。ただ内容については、・・・であり、議会でも議論となるでしょう。
続いて、議案第44号から第48号までの5本は「変更契約の締結」。新庁舎や、幸袋小中学校の工事について変更するものです。幸袋小中一貫校については、以前にも報道されていましたが、予定より大幅に遅れる見込み。それに伴い、約5600万円の追加が必要になるそうです。
その他は、12月議会で否決した火葬場の指定管理者について、現在の業者を一年間延長するもの、過疎地域自立促進計画の策定等、また、任期満了に伴う「教育委員会委員」1名の選任、「農業委員会の委員」19名の任命について議会の同意、任期満了に伴う「人権擁護委員」2名の推薦等が議案としてあがっています。
報告事項2件については、いずれも「市営住宅の管理上必要な訴えの提起と和解の申立て」です。
以上満載状態の議案ですが、その中にはチョットと思う案件も。しっかり読み込み、議論に望みたいと思います。