飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

保育園落ちた日本死ね!!! 飯塚はどうなのか?

今日の「えぐマガ」で、「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログで火がついた待機児童のことを書きました。
この「えぐマガ」というのは、えぐち徹のメールマガジン「えぐマガ」です。飯塚のこと、政治のこと、まちづくりのことをもっと知って頂きたい、考えて頂きたいとの思いで、不定期ですが、お会いした方々などに送らせていただいています。
私にも送ってと言う方、江口(info@eguchi-tohru.com)宛「メルマガ希望」とメール下さいね。お名前等はなくてもOKです♪

それでは「えぐマガ」本日号をどうぞ!

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「えぐマガ」vol.352  2016年3月17日号
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こんにちは、飯塚市議会の江口徹です。

ここ数日の寒さがどこかにいったかのように暖かい一日となりました。
これで花見も近づいたのでは・・・と思わずにはいられません。
もっとも、花見の余裕があるかどうかが怪しいものですが(^_^;)

さて、今日のえぐマガは、「保育園落ちた。日本死ね」というブログで火がついた待機児童について考えたいと思います。
それではどうぞ!
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「保育園落ちた。日本死ね飯塚市はどう?

この衝撃的なブログが書かれて、1ヶ月が経とうとしています。
改めて紹介を。


■保育園落ちた日本死ね!!!


何なんだよ日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ。
昨日見事に保育園落ちたわ。
どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。
子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?
何が少子化だよクソ。
子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからwって言ってて子供産むやつなんかいねーよ。
不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ。
オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。
エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ。
有名なデザイナーに払う金あるなら保育園作れよ。
どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ。
ふざけんな日本。
保育園増やせないなら児童手当20万にしろよ。
保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。
国が子供産ませないでどうすんだよ。
金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全てを無償にしろよ。
不倫したり賄賂受け取ったりウチワ作ってるやつ見繕って国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ。
まじいい加減にしろ日本。



追記 https://twitter.com/hoikuenochita


以上 http://anond.hatelabo.jp/20160215171759 より転載。

何度読んでも、その怒りが伝わってきます。
最近では国会でも取り上げられたこともあり、ワイドショーでもその状況が伝えられています。
普通に落選。
途方に暮れる保護者の姿が目に浮かぶようです。

でも、この問題、人ごとではありません。
都会の話とも思われそうな、この待機児童の問題、実は飯塚でもあるんです。

私の所属する厚生委員会では、この問題について特別付託と言って、取り組んできていますが、状況は悪くなるばかり。

市は、「私的理由による未利用者」として整理していますが、これが「実質的な待機児童」であることを認めています。新年度当初の昨年4月は、3歳児以上では、3名、0〜2歳児では14名の17名が保育園を利用できませんでした。

そして、その数は段々増えてきて、8月には50名を超え、12月には100名オーバーに。
今年の3月では、なんと116名。

この待機児童の問題は、「保育所・園の定員不足」と「保育士不足」の2つが理由です。

厚生委員会、更には今回の3月議会の代表質問や予算委員会でも、待機児童の解消のために、保育士の待遇改善をすべきと唱えてきましたが、残念ながら、28年度も市の予算には保育士の待遇改善のための予算は盛り込まれず。

しかし、待機児童の問題は待ってくれません。予算委員会で確認したところ、来年度となる4月は、なんと昨年の約4倍近くにもなる62名でのスタートとなる見込みです。

この問題に対して、安倍政権はなんとか対処すべきと動く様子、といってもいつどのような対策が打たれるかは全く見えていません。

それじゃあ、待機児童を持つ保護者の方々は、ブログを書かれた方同様に、途方に暮れたまま。
そうならないように、市として動くよう、重ねて働きかけたいと思います。

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2月末に開会した第1回議会、通称「3月議会」も明日で最終日を迎えます。
3月議会では、この待機児童問題について特に力を注ぎましたが、心地よい疲労感ではなく、徒労に終わったような思いもあります。
とはいえ、これを変えていくのが政治の仕事です。
あきらめることなく、しっかり取り組んでいきます。

そこで、力になるのが、実際どうなのかという現場の話。
ご意見や体験談等がございましたら、お寄せください。
もちろん、保育の現場におられる方々からのご意見もお待ちしています。