飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

久しぶりのニーズ会は楽しかった!

今日は朝からふくおか県央環境広域施設組合の管内視察に。エリア内の各施設を見て回った後、現在計画中の新ゴミ処理施設に関する勉強会が4時半あたりまでびっちり。この話はまた別の機会に。

その勉強会の後は、ニーズ会に久しぶりに参加。

このニーズ会は、飯塚市九州工業大学、嘉飯桂産業振興協議会、飯塚研究開発機構が産官学の交流の機会として行っているもの。
159回めの今回のテーマはブロックチェーン

 

飯塚はブロックチェーンには結構力を入れていてチラシにあるように「飯塚市ブロックチェーン推進宣言」も行っていることもあり、私としても興味津々。仕事が終わらず二日続けて睡眠不足の中ですが、これは聞かなきゃと駆けつけた次第です。

 

会は、まず「あたらしい経済」編集長 設楽悠介さんの基調講演でスタート。その後、株式会社プラグテック代表取締役 舩本俊隆さんの事業紹介、そして、株式会社リンクトブレイン 代表取締役 清水 弘一さんのファシリテートのもと、設楽さん、舩本さんと株式会社ロジックボックスピクチャーズ代表取締役 鈴木鏡規謙さん(「みきのり」と読むそうです💦)の3人がパネリストとして登壇、トークセッションが行われました。

その中で、印象に残っているのがプライシング、いわゆる値つけの話です。いかに高付加価値を実現するか、それにブロックチェーンやNFTなどをうまく利用することができないかという話に自分だったらどうするかなぁと想像が膨らみました。

 

また、最後の質疑の中でのタカハ機工の大久保社長の「飯塚にこんな良い方が来てくれていろんな話を聞けるんだけど、一向に市民生活が変わらない!技術を実体験としてどう落とし込むか」と言った問いと、それに対する答えが一番面白かった!!

最初に指名された鈴木鏡規謙さんは「なんで受身なのか?」とズバッと切り返した上で、「そこは市がその機会を作れば良いし、僕たちみたいに教えたい人もいる。ブロックチェーンはただのシステム、データベースでしかない。誰かが先導するのを待つのではなく、行動しては」と促されました。「いやいや、大久保さんチャレンジャーなんやけど(笑)でも鈴木さんグッジョブ!」とは私の心の中の声

youtu.be ↑これも大久保さんのしかけ♪


また、「未来に対して課題が何かをはっきり見えていたらモチベーションも高くなる。愚直に問いかけることが出発点では」と言われた舩本さんに続き、設楽さんは、「それは飯塚だけでなく、日本の課題でもある。」と指摘した上で、「失われた30年を作ってきたのはおじさん世代。おじさん世代が負けたんだから、次は、若者。いかに若者にチャンスを与えるかが鍵。もう一つは女性だ。」と若者と女性へのエールを贈られました。
そこで思い出したのは、ちょっと前にあった男女共同参画のイベントでの同じく大久保社長の「おじさんが・・・」とか、「いかに女性が働きやすい環境を作るかに尽力してる」という話。

いや〜楽しかった!こんな前向きの話ができるのは嬉しいですね!!

 

こんなニーズ会の正式名称は「e-ZUKAトライバレー産学官交流研究会」といって、平成16年10月から開催されています。そのスタートのきっかけになったのは、議員になって初期の頃に通っていた九州大学ベンチャービジネスラボラトリーという勉強会。これに刺激を受けて、飯塚でもこんなことできないかと提案したことなどからスタートしたこの会がまもなく20年を迎えるというのも嬉しく思います♪ また参加しまーす!!