飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

議会報告会やります! 9月28日(土)15時〜17時から穂波交流センター・大ホールにて!


議会報告会やります!

日時:令和6年9月28日(土)15時〜17時
場所:穂波交流センター・大ホール

全国の議会を見渡すと、議会報告会をやっているところが多くありますが、飯塚市議会では、残念ながら議会としての報告会はできていません。
じゃあ、有志でやろうよとして、ここ数回、私の所属する会派を含め2会派で議会報告会を行なっています。 その2会派とは、次の2つ。

飯塚みらい会 小幡俊之・石川華子・江口徹
有和会    金子加代・兼本芳雄・田中英美

報告会と言っても、学校形式のように机を並べて、一方的に議員がしゃべって、それに対する質疑応答を少し受けるような形ではなく、 テーマをいくつか設定し、そのテーマに沿って議員が説明、その後、いくつかのグループに分かれてそのテーマで意見交換するような形です。

学校形式だと、聞きたいことがあっても、みんなに前で喋るのはやめとこと思って質問がしにくいことがありますが、 グループで話すスタイルだと至る所でワイワイガヤガヤとやっているので話しやすいと好評をいただいています。

このスタイルで今回も実施する議会報告会。
今回の主なテーマは9月議会の報告と県央でのゴミ処理場の建設の2点を考えています。 先にお伝えしたように財政が非常に厳しい状況となることが見えた今、どうするべきか。 皆様と一緒に考えたいと思います。

 

皆様のおいでを心からお待ちしております!!



ゴミ処理どうする? 800億オーバーのゴミ処理施設の説明会、本日開催!

飯塚市嘉麻市桂川町でごみ処理を一緒に行っていますが、今のごみ処理施設が古くなってきたことを理由にごみ処理施設を建設する話が進んでいます。現在の計画では、今年度中に業者を決定して令和7年度に着工、令和12年に稼動の予定。
しかし、費用が右肩上がりにのぼっており、現在の試算では、20年間の運転管理を含めた総事業費はなんと800億オーバー!
この巨大事業に関して、関係する飯塚市嘉麻市桂川町の議員を対象に説明会が行われます。
三連休の初日の夕方という嬉しくない時間帯ですが、一般傍聴も可能となっています。
お時間許しましたら、ぜひおいでください!
ふくおか県央環境広域施設組合新たなごみ処理施設に関する説明会
【日時】 9月日(土)17時30分〜
【場所】 飯塚市穂波交流センター大ホール

 

飯塚市の財政は火の車? 〜飯塚市財政見通し〜

ちょっと衝撃的なタイトルをつけてしまいましたが、飯塚市の財政が急激に悪化する見込みです。

7月30日から8月6日まで、市議会では常任委員会が開かれていたのですが、各委員会に報告されたのが、久しぶりにつくられた【財政見通し】

https://www.city.iizuka.lg.jp/zaise/shise/zaiseimitousi/documents/r6zaiseimitooshi.pdf

実は、この【財政見通し】がお先真っ暗なんです!
 
まずは、【財政見通し】って何?というところから紹介しますね。

簡単に言うと、今回の【財政見通し】は、令和6年から令和11年度の飯塚市の財政状況がどのようになるか推計したものです。
今後の財政状況がどうなるかが示されるこのような資料は、市政運営を考える上で非常に大切な指標となるものですが、飯塚市では毎年作成されておらず、前回作成されたのは令和3年まで遡ります。
 
 
一番見ていただきたいのは、7ページ!
ここには歳入・歳出の見込みと、収支(歳入ー歳出)の見込みが示されているのですが・・・

財政見通し 収支バランス

 

この収支バランスを見ると、昨年、今年、来年は年間で10億円台の赤字ですが、これが令和8年度には、約28億円に急上昇、以降、数字が示されている令和11年度まで3年連続30億円台の赤字となっています。
 
これを埋めるためには貯金を取り崩すしかないのですが、市の貯金にあたる財政調整基金と減債基金の残高も急降下。

財政見通し 基金残高

上記の二つの数字を合わせてグラフにしたのが次。
 

財政見通し 収支・基金残高グラフ
上の折れ線グラフは基金残高(右の目盛)で、下の棒グラフは単年度の収支(左の目盛)です。このグラフで読み取れるように、令和5年度(今年の3月末)に約169億円ある貯金も令和11年度末には18億円と右肩下がりに減って、数字は示されていませんが、令和12年度末には底をつくことが予想されます。


貯金がなくなったらどうなるかといえば、資金繰りがアウトとなり、市政運営ができなくなってしまいます。一言で言うと財政破綻。極端な話、夕張のような財政再建団体となり、いろんな公共料金が上がったり、サービスが削減されたりする可能性すらあります。


じゃあ、そうならないようにどうするか、行政と共に議会も市民もしっかり考えないとなりませんね。


議会では、7月末から8月頭に開かれた各常任委員会でも厳しい指摘が相次ぎましたが、9月議会の一般質問でも永末雄大議員(9月10日2番目)が正面から取り上げられる模様です。ご注目ください。

9月議会開会、明日から一般質問。

9月議会開会。

9月議会が一昨日、9月3日に開会しました。
会期は9月27日までの24日間。
その間に、一般質問や各常任委員会での議案審査、そして昨年度の各会計の決算審査が決算特別委員会等で行われます。
まずは日程紹介から。

日程
9月 3日
(火) 本会議初日(行政報告、提案理由説明等)
9月 6日
(金) 本会議(一般質問)
9月 9日
(月) 本会議(一般質問)
9月10日
(火) 本会議(一般質問)
9月11日
(水) 本会議(議案質疑・委員会付託)
9月13日(金) 経済建設委員会・福祉文教委員会
9月17日(火) 総務委員会・協働環境委員会

9月19日(木) 決算特別委員会
9月20日(金) 決算特別委員会
9月24日(火) 決算特別委員会
9月26日(木) 本会議最終日(各委員長報告・質疑・討論・採決等)
 
そして、明日からの一般質問に登壇される議員と質疑項目は次のとおりです。
 
9月6日(金)
1 吉松信之
 1 筑穂交流センターについて
 2 サンビレッジ茜について
2 道祖満
 1 児童クラブに関連して
 2 市所有の絵画等の管理について
 3 飯塚市奨学資金貸付制度について
3 川上直喜
 1 地域農業の振興について
 2 市有地売却(本庁第2駐車場)について
 3 公正な市政運営に関する教訓について
 4 部落解放同盟との確認書(人権啓発センター)について
4 金子加代
 1 市民活動団体の支援について
 2 ごみ発生抑制に向けた循環社会の構築について
 
9月9日(月)
5 藤堂彰
 1 景観について
 2 市職員の働き方について
6 赤尾嘉則
 1 本市の資源循環に向けた取組について 
7 奥山亮一
 1 行政窓口における軟骨伝導イヤホンの配備について
 2 クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の利用について
8 光根正宣
 1 投票率の向上の取組等について
 2 市営住宅について
 
9月10日(火)
9 石川華子
 1 貸館業務のデジタル化を推進する取組について
10 永末雄大
 1 本市の財政状況について
11 藤間隆太
 1 空き家対策について
 2 工場を新設する企業に対する優遇制度について
 3 窓口アンケートについて
 4 市役所窓口におけるカスタマーハラスメントについて
12 田中裕二
 1 学力向上の取組について
 2 不登校対策について
 
質問事項の詳細はこちらからどうぞ。
 
毎度のご案内となりますが、本会議は出入り自由で名前を書くこともありません。
また、小さなお子様連れの方に気兼ねなく傍聴できるように親子室もございます。
また、ネット中継は生中継・録画中継ともに行っています。
ネット中継、リアル傍聴共によろしくお願いします。
ネット中継はこちらからどうぞ!

www.youtube.com

飯塚市・嘉麻市・桂川町の新ごみ処理施設、公募始まる。果たして財政は大丈夫なのか???

今日から、ふくおか県央環境広域施設組合の新ごみ処理施設の事業者の公募が始まりました。一体何のこと?と思われる方がおられるでしょうから、簡単に説明すると、今、飯塚市は、嘉麻市桂川町・小竹町と一緒に「ふくおか県央環境広域施設組合」という組織を作って、そこで、ごみ処理を行ってもらっています。

今は、桂川町にある桂苑という施設と、飯塚市吉北にある飯塚市クリーンセンターという施設の2箇所で、飯塚市嘉麻市桂川町可燃ゴミを処理しているのですが、この2箇所が老朽化してきたから、新しく1箇所に集約しましょうというのが、今回の話。


その新しいゴミ処理施設を設計(Design=デザイン)して建設(Build=ビルド)して運営(Operation=オベレーション)してくれるところを募集します!という、公募が始まりましたというのが、最初に書いている『今日から、ふくおか県央環境広域施設組合の新ごみ処理施設の事業者の公募が始まりました。』というところです。

ところが、このままやっていいのかどうか、ちょっとというかかなり心配な点が見えてきています。
ふくおか県央環境広域施設組合のホームページに載っている募集要項の価格の部分を画像で添付しますね。

公募価格

桁違いに桁多くて、いくら!となりますが、なんと提案上限価格は
676億5955万5千円!
これって税抜ですので、消費税10%を加えると、
744億2551万0500円となります。

これは、上で書いたように、ゴミ処理施設を設計(Design=デザイン)・建設(Build=ビルド)・運営(Operation=オベレーション)していただくための費用。運営期間は20年とされています。

ただ、ゴミ処理場を新しくするには、これだけでは足りません。新しいゴミ処理場は、桂川ん町の桂苑の隣の山林に作る方針ですが、土地はまだ買っていませんので、土地の購入費が必要ですし、当然、山林を削って造成する費用なども必要となります。

で、これらのお金はもちろん、飯塚市嘉麻市桂川町の負担となります。
ふくおか県央環境広域施設組合の規約を見ると、ゴミ処理施設の設置については、下の画像のように、人口割りとなっていますので、7割強が飯塚市の負担となります。

国の補助金があるようなので、それを活用すると少しは減りますがそれでも、とんでもなく大きな金額。果たして、飯塚市嘉麻市桂川町それぞれの財政が大丈夫なのか、非常に心配です。この話の続きはまた後日。


市民祭飯塚山笠、絶賛開催中!

「山笠があるけん博多たい!」という言葉もありますが、飯塚にも山笠があります!

http

iizukayamakasa.com


7月1日未明のお汐い取りから始まった今年の飯塚山笠も7日のわっしょい祭りを終え、後わずかとなりました。

 

明日の10日と12日は、子ども山が各地域を回ります。
明後日11日と13日の夕方は、大人山の流れがき。
5流れがそれぞれの地域を舁き回り、追い山に向けての練習と共に、お世話になっている地域の方にその姿をお見せします。
そして、14日は、子ども山の追い山。子ども山が鯛吉・旧セントラル周辺に集合し、商店街内を経由してコスモスコモンへ。
子どもたちの元気な姿をお楽しみください。
なお、就学前の子どもたちのミニ山が15時半スタート、子ども山が16時スタートとなっています。

 

最終日の15日は、山笠のクライマックス大人山の追い山。
コスモスコモン前広場での出陣式(午後4時35分〜)を終えた5流れが、嚢祖八幡宮下へ移動。
午後5時50分からの一番山のスタートから順次、市中心部の2km強のコースを競います。
博多の山笠よりスピードあふれる飯塚の山笠を存分にお楽しみください!

 

昨年度の優勝山は菰田流れ。
私は昨年・今年と審査員なので追い山には参加できませんが、現場にはいますので見つけたらお気軽にお声掛けください!
そして、私の所属する新流れ、その他4流れにも声援を送っていただけると嬉しいです!

福岡県市町村振興協会へ。サニーベールへの派遣、補助してくれんかな〜

今日は、福岡県市町村振興協会の定時評議員会出席のため福岡県自治会館へ。


議長としての公務の一環ですね。自治会館は県庁のそば。市町村振興協会の他、高齢者医療連合など様々な会議でもお邪魔します。

で、この市町村振興協会は、宝くじの収益金を主な財源として、「市町村の健全な発展と住民の福祉を図るため必要な諸事業を行い、以って地方自治の振興に資すること」を目的にしています。

その市町村の健全な発展と住民の福祉を図るため必要な諸事業としてやっているのは、防災・行政無線の整備や、次世代リーダー塾、中学生向けのコンサート実施など。

 

その一つに小中学生海外派遣事業があります。6年度の実施予定分はこちら。

海外派遣

あれ?っと思われた方もおられることでしょう。

そう、飯塚市サニーベールに派遣している事業が入っていないんです。

3月の会議で、そのことをお尋ねしたのですが、その際には、飯塚市の事業は中学生・高校生を対象にしているので、振興協会の補助対象にはならないとのこと。ただ、このまま引き下がったのでは飯塚市の代表として行っている意味がないと思い、この事業の実施要綱の読み方いかんでは対象とすることも可能なのではないかと指摘し、理事会で協議してほしいと述べていました。

飯塚市サニーベール派遣

今日の評議員会では、理事会で協議されたが、もともとは振興協会主催で30名の小学生を派遣することを想定して事業を組み立てたが、コロナがあったり多くの子どもに対象とするために中学生まで範囲を広げ市町村事業を補助することとしたという経緯があること、また財源などの問題があり、継続協議となったことが報告されました。

 

私の方からは、理事会できちんと協議のテーブルに乗ったということには感謝しつつ、サニーベールに派遣している中学生分だけで良いので対象としていただきたい、次回理事会で良い結果を期待すると発言させていただきました。

 

他の評議員からは、こういう形にしてはというアドバイスもいただき、帰って担当課にも連絡、担当課も早速検討するとのこと。来年度は、補助金対象となりますように!