飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

6月議会本会議、議案審議、そして・・・

6月議会も残すは今日と最終日の26日のみ。

今日は、20日に委員会付託を省略することとなったので、本会議を開いて議案審議を行いました。10時に開会し、15時ちょっと過ぎまでかかって、市長提案の11本の議案を審議。
いずれも、原案可決としています。


振り返ると5月の臨時議会が、休憩や日程変更の動議の連発で、議案審議が全くできなかったことと比較すると、一歩前進だと私としては捉えています。

 

ただ、今日も一波乱?ありました。

 

議案審議が終わって閉会しようとしたその時に、川上議員から動議という発言が!

 

まずどのような動議かお聞きすると、「5月臨時会から 6月定例会にかけた議会運営の反省に関する決議(案)」を提出する動議とのこと。

 

まずは所定の賛成者がおられることを確認して、取り扱いを協議するために本会議を一旦休憩としました。通常でしたら、議会運営委員会を開いて、取り扱いを協議するのですが、議会運営委員会を開こうにも委員が出席を拒否されており成り立っていませんので、変わりに代表者会議でその取り扱いを協議しました。

提出された決議は次のとおりです。

 

 


代表者会議の後、本会議を再開し、決議案を審議しました。

審議の様子はコチラからどうぞ。

 

質疑をされたのは、藤堂議員と金子議員のお二人。討論をされたのは、金子議員(反対討論)と川上議員(賛成討論)のお二人でした。
結果は、賛成多数で可決。

この決議案の処理を終えて、全ての議事が終了したことから、本日の本会議を閉会しています。

 

また、本会議の閉会後に、飯塚市委員会条例第10条の規定に基づき、正副委員長互選を行うため、議会運営委員会、総務委員会、協働環境委員会、福祉文教委員会、経済建設委員会の順で、各委員会を招集しましたが、いずれも欠席委員が多く、出席委員では定足数に足りずに正副委員長の互選はできずじまいでした。
なお、飯塚市議会会議規則第86条に定める欠席届は、欠席された全委員から出されておりません。

関連する条例等は以下のとおりです。

 

飯塚市議会委員会条例

(委員長及び副委員長がともにないときの互選)
第10条 委員長及び副委員長がともにないときは、議長が委員会の招集日時及び場所を定めて、委員長の互選を行わせる。
2 前項の互選の場合には、年長の委員が委員長の職務を行う。

 

飯塚市議会会議規則

(欠席の届出)

第86条 委員は、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに委員長に届け出なければならない。
2 委員は、出産のため出席できないときは、出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内に おいて、その期間を明らかにして、あらかじめ委員長に欠席届を提出することが できる。

続々・6月議会。委員会付託省略って・・・どうなのか?

今日以降の飯塚市議会の日程です。

6月24日
本会議
 日程第1 議案の補足説明、質疑、討論、採決
 ・市長提案の各議案(議案75号〜80号、議案83号〜87号)

 

6月26日
本会議(最終日)
 日程第1 人事議案の提案理由説明、質疑、討論、採決(議案第81・82号)
 日程第2 報告事項の説明、質疑(報告第2~11号)
 日程第3 議会選出各種委員等の選出
 日程第4 署名議員の指名
 日程第5 閉会

 

21日のブログに書いたように、20日の本会議で動議が出され、議案の委員会付託を省略することとなったので、当初委員会審議を予定していた23日・24日の日程が変更となりました。本会議での審議は24日に行うこととし、質疑については、できるだけ23日の午前中までに通告をしていただくこととなりました。

 

 しかし、この委員会付託の省略は、委員会主義をとっている飯塚市議会としては異例のことです。
そもそも、委員会付託とは、市長や議員から提出された議案などの審査や調査をより詳細かつ効率的に行うため、4つの常任委員会や特別委員会ににその審査や調査を任せることです。
 だからこそ、委員会では執行部や提案者に審査に必要な資料を要求できるなど、調査を深く行うための仕組みが組み込まれています。

 

 それなのに、委員会で審査を行わず、本会議で議案審議を行うとは・・・先例が大事と言われていた方々から、この付託省略が出てくることに???と思わずにいられません。

 

 また、24日から26日の間に、議会運営委員会・各常任委員会の正副委員長互選を行なっていただくこととしています。意見は様々あって良いと思いますが、法・条例に基づく正副委員長互選はきちんとやっていただきたいものです。
 6月議会の残る日程は2日。議案がしっかり処理できるよう、全力を尽くします。
ネット中継、リアル傍聴共によろしくお願いします。
ネット中継はコチラから
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6月議会、その後。。。緊急質問に委員会付託省略と盛りだくさんです。

6月議会も折り返しを過ぎ、残るは2日となりました。
5月臨時議会に引き続き、6月議会も、波乱が続いています。
今日は、6月13日以降の様子をお届けます。

 

6月17日
 10時より本会議を開会し、4名の議員が一般質問を行う予定でしたが、10時の開会直後、鯉川議員から緊急質問の動議が出され、賛成多数で可決。
「6月12日の日程第5 閉会中の議会運営委員会委員及び常任委員会委員の選任の報告について」緊急質問が行われました。答弁者が私のため、議長は兼本副議長に行ってもらい、私は答弁者席から聞かれたことに対し、きちんとお答えしたつもりです。

 その様子は、こちらからどうぞ。
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その後、一般質問を行いましたが、緊急質問が入ったため、予定していた4名ではなく、吉松議員、深町議員、道祖議員の3名の一般質問を行い、4人目の予定だった田中武春議員の一般質問は、18日に行うこととしました。
それぞれの一般質問はこちらからどうぞ。

一般質問 吉松議員

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一般質問 深町議員 

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一般質問 道祖議員

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6月18日
 10時より一般質問を行いました。質問の様子はこちらからどうぞ。
この中で、川上議員がゴミ処理についてお聞きした点は興味深く聞かせていただきました。

 

一般質問 田中武春議員

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一般質問 藤堂議員

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一般質問 金子議員

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一般質問 石川議員

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一般質問 川上議員

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6月19日
 10時より一般質問を行いました。質問の様子はこちらからどうぞ。


一般質問 奥山議員 

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一般質問 光根議員

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一般質問 田中裕二議員

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一般質問 藤間議

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6月20日
 10時より一般質問がお一人。その後、議案質疑・委員会付託の予定でした。
赤尾議員の一般質問は、市有地等の売却についてでしたが、こちらも興味深く聞かせていただきました。

 一般質問 赤尾議員

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 赤尾議員の質問後、代表者会議を開催。その後、本会議を再開したら、城丸議員から「委員会付託を省略する動議」が提出され、採決の結果、賛成多数で、執行部提案の各議案を委員会に付託することは省略されました。
 追加議案が一本あったのですが、それも同じ取り扱いになりました。

う〜〜ん。。。

6月議会開会、今度は江口徹議長に対する議長辞職勧告決議をくらいました。

今日は、令和7年第3回飯塚市議会定例会の初日です。

10時に開会し、開会、会期決定ののち、行政報告、議案の提案理由説明を受けた直後に、閉会中の委員選任に関して、緊急質問を受けました。長時間にわたる質疑でしたが、きちんとお答えできたものと思います。
しかし、この緊急質問を終えた直後、次の議事に進もうとしたまさにその時!

今度は、江口徹議長に対する議長辞職勧告決議案が出されました。今度は公明会派も加わって19名での提案となりました。

このブログを書いている現在は、川上議員の質疑中。その中では、決議案が可決されたのち、私が辞めなかったら議会が空転するとの話も。議員の仕事をどう考えているのか。全く理解に苦しみます。

さて、どうなることやら。。。

なお、提出された決議案は以下のとおりです。

 

審議の様子はコチラから。

 

江口徹議長不信任決議をくらいました その5  センキョタイムズに取り上げていただきました! 明日はぜひ傍聴へ!

こんばんは、不信任決議からもう少しで1ヶ月となります。

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その不信任決議について、選挙系ユーチューバーのセンキョタイムズさんが取り上げていただきました!
前編・後編の二部構成となっていますが、ぜひ、ご覧ください。
後編はこちらから

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さて、明日から、令和7年第3回飯塚市議会定例会(通称:6月議会)が始まります。


その前日の今日は、10時から議会運営委員会を行い、正副委員長を決めていただく予定でしたが、9人の議会運営委員会のメンバーのうち、4名しか委員会室には来られませんでした。

 


2名の委員からは事前に欠席届が出ていましたが、3名の委員は議会棟である市役所の7階には来られていたようですが、定刻の10時を過ぎた後に欠席届が出され、過半数の5名に満たなかったことから、正副委員長を決めることはできませんでした。

 

本来でしたら、正副委員長を決めていただいたのち、ちょっと休憩し、その後に明日からの本会議の日程を少し変更することを図る予定でしたが、こちらもできずじまい。


ただ、それぞれの本会議開催日の議事日程(今日はこの順番で議事を進めますというものをまとめたもの)を作成するのは議長の仕事ですので、その旨を、来られていた4名の議会運営委員会委員や傍聴に来られていた報道各社の記者、傍聴者にお伝えしています。


その明日の本会議は10時開会で、以下の議事日程の順番で進める予定としています。
 1 開会
 2 会期決定
 3 行政報告
 4 提案理由説明
 5 閉会中の議会運営委員会委員と常任委員会委員の選任に関する報告

残念ながら、また不信任が出されるのではとの話も聞こえてきます。
5月の臨時議会のように何も決められずに閉会するようなことのないよう、議会運営を行っていきたいとは思っていますが、相手のあることなので、どうなることやらと心配しています。
お時間許す方、ぜひ議場で生の議会をご覧ください。

江口徹議長不信任決議をくらいました その5  議会運営委員会委員と常任委員会委員を選任しました。

www.nishinippon.co.jp



昨日の西日本新聞に記事が掲載されましたが、6月6日金曜日付で、議会運営委員会委員と常任委員会委員を選任しました。
同日に、報道機関に向け送信したプレスリリースを以下に紹介します。


このプレスリリースにも一部だけ書いていますが、この委員選任については、飯塚市議会委員会条例に次のようにあります。

(委員の選任)
第8条 常任委員、議会運営委員及び特別委員(以下「委員」という。)は、議長が会議に諮って指名する。ただし、閉会中においては、議長が指名することができる。 
2 議長は、委員の選任事由が生じたとき、速やかに選任する。

3 議長は、常任委員の申出があるときは、会議に諮って当該委員の委員会の所属を変更することができる。
4 前項の規定により所属を変更した常任委員の任期は、第3条第2項の例による。

 

そして、私たち議員が選挙で選ばれてから直ぐに行われた令和5年5月の臨時議会で選ばれた各委員の任期は令和5年5月15日から令和7年5月14日だったのです。

8条2項に、「2 議長は、委員の選任事由が生じたとき、速やかに選任する。」とあるように
委員会の委員選任は議会を構成する大きな要素なので、できるだけ急がなくてはなりません。

 

なので、この前の5月臨時議会の初日の議事日程に入れていましたが、そこに行く前に「江口徹議長不信任決議」が出され、賛成多数で可決。
その後、次の議事日程である「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を行うために、会派及び無所属議員から委員の希望調査を出していただきたいと言っても、不信任決議に賛成した16人中、15人の方々は委員の希望調査を出そうとされません。

 

代表者会議を開いて改めて提出をお願いしても、「新しい議長が決まってから出ないと二度手間になるので出さない」、「あなたが議長であれば出せません」、「正副議長が辞めない限り出せません」など提出しないとの一点張りでした。

 

ならばと、正副議長協議の上、議長案を示して、本会議で賛否を問いましたが、5月20日と5月22日の最終日の2回とも否決です。

 

その上、不信任決議に賛成した16人中15人の方々は、本会議を開こうとしても、議場に入ってこられず、やむなく地方自治法に定めのある「出席催告」という出席を促す制度を利用してやっと入ってこられる状況に加え、入ってきたら入ってきたで「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を武器に、「休憩!」や「日程変更!」との動議を連発され、市長が提案されていた補正予算案や、専決処分の承認議案も処理できないままに、5月臨時会は自然閉会となりました。


閉会してすぐ、6月議会を考えた時に、同じようにならないようにするにはどうしたら良いかとさまざまな観点から考えました。そして、プレスリリースに書いているように、5月26日に改めて、5月30日までに全議員・会派に希望調査を出していただきたい旨、お伝えしていました。それに対して、臨時会同様15人分の希望調査が出されないまま、もしくは不完全なまま(議会運営委員会については希望があるものの常任委員会については記載なし)となりました。


そのことを受けて、今回、6月議会が5月臨時議会と同じようなことにならないため、そして、委員会条例8条2項にあるように速やかに選任するために、閉会中ではありますが、正副議長協議の上、議長の指名により、委員を選任した次第です。

 

この閉会中の議長の指名による選任については、賛否両論出ることとと思いますが、委員会条例の規定に基づき行なった行為であり、法的には問題ないと考えています。


皆様のご理解をお願いするとともに、6月議会において、議案審議がしっかり行われることを強く願うところです。

 

江口徹議長不信任決議をくらいました その4  5月臨時議会最終日ですが定額現在関連の補正予算を含め何一つ決まりませんでした。

昨日、5月22日(木)は本会議最終日でした。
一昨日まで議会は止まったまま、定額減税の不足額給付事業に要する経費を補正する
補正予算を含む議案は何一つ処理できていません。
このまま、何も決めずに臨時議会を終えるのは、議会としての責任放棄と言われかねないとの思いで望みましたが。。。
残念ながら、状況は変わらず、何一つ処理できないまま、臨時議会は閉会することとなりました。

 

まずは、今日予定していた議事日程から紹介します。

 

議事日程

令和7年第2回飯塚市議会臨時会
議事日程第6号
令和7年5月22日(木曜日)午前10時開議

第1  議案の提案理由説明、質疑、委員会付託
 1 議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
 2 議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
 3 議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
 4 議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
第2 常任委員会委員長報告
 1 総務委員長報告(質疑、討論、採決)
 (1)議案第71号 令和7年度 飯塚市一般会計補正予算(第1号)
 (2)議案第73号 専決処分の承認(飯塚市税条例の一部を改正する条例)
 2 福祉文教委員長報告(質疑、討論、採決)
 (1)議案第72号 専決処分の承認(令和6年度 飯塚市介護保険特別会計補正予算(第3号))
 3 協働環境委員長報告(質疑、討論、採決)
 (1)議案第74号 専決処分の承認(飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
第3 議会運営委員会委員の選任
第4 常任委員会委員の選任
第5 議会選出各種委員等の選出
第6 署名議員の指名
第7 閉会

 

上のうち、日程第1の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」まで終わりましたら、本会議を休憩し、常任委員会(総務・福祉文教・協働環境)を開催していただき、それぞれの議案を審議していただきます。そして、常任委員会が終わり、委員長報告ができたら、本会議を再開、日程第2の「常任委員長報告」とその質疑・討論・採決を行い、以下、日程第3〜7と行く予定でした。

 

議事日程をこの順序としたのは、議会人事については難航が予想されるため、執行部関連議案を最初に終わらせることにより、執行部の負担軽減と、議会の議決責任を果たすためであり、昨日、正副議長と議運の正副委員長、事務局協議の上、議長の権限と責任において決定したものです。

 

次に、昨日1日を時系列で整理してみます。

 

開会前
 当然のことながら、議会開会日ですので、議員は続々と市役所7階の議会棟へ集まってこられます。欠席届が出ているのは、公明党田中裕二議員お一人ですので、25人の議員が10時前には集まっておられます。

 

10時 開会できず
 開会予定時刻の10時に議場に入られたのは次の10人でした。
  江口徹、兼本芳雄、光根正宣、奥山亮一、藤間隆太、
  藤堂彰、川上直喜、石川華子、小幡俊之、金子加代

 対して、次の15人の方々は、市役所7階の議会棟におられるのに議場へ入ろうとされません。
  深町善文、赤尾嘉則、佐藤清和、田中武春、永末雄大、
  土居幸則、吉松信之、吉田健一、田中博文、鯉川信二
  城丸秀髙、秀村長利、瀬戸元、坂平末雄、道祖満

 今日の議事は、議場内には、私たち議員のほか、市長以下執行部の方々が議案関係の説明のため、集まっておられます。また、傍聴席にも新聞記者や市民の方々がおられますので、「定刻を過ぎていますが、定足数(14人)に満たないため、本会議が開けないこと、この後は、10時5分に口頭で出席催告をすること、それでも入られない場合は文書にて出席催告をすること、その場合には30分後である10時45分開会となること」を議長席から説明させていただきました。

 

10時05分 出席催告
 状況が変わらないため、議場に入ろうとしない15人の議員に対し、事務局を通じて口頭による出席催告を行いました。
 しかし、誰一人入ろうとされず、議場では10人の議員が待ちぼうけ状態です。このまま10時15分まで続きます。いい加減にしてくれと心の中では思いながら、


10時15分 出席催告

出席催告

15分たっても、状況は変わらないため、議場に入ろうとしない15人の議員に対し、文書による出席催告(10時45分に開会するので出席するように)を行いました。
この本会議を開いても議場に入ろうとしない状況は、19日月曜からずっと一緒。5月19日(月)、20日(火)、21日(水)と同じ顔ぶれです。
10時15分の文書による出席催告で、この15人の議員に対する出席催告はとうとう8回目となりました。
 また、開会時間が10時45分となりましたので、議場で待ちぼうけだった10人の議員、執行部、新聞記者、傍聴者は少し自由の時間となりました。

 

10時45分 本会議開会

 議場に入ろうとしなかった15人を含め、やっと議場に25人の議員が入られ、本会議を始めました。
ところが、日程第1の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」 に入る直前、瀬戸議員より執行部関連議案より先に日程第3の「議会運営委員会委員の選任」と第4の「常任委員会委員の選任」を先に行うように変更するという「日程の変更」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「日程の変更」を行うことが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
日程変更が決定されたため、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を先に行わないといけません。それには調整が必要なため、本会議を休憩としました。

 

10時47分 本会議休憩
 日程変更が決定されたため、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を先に行わないといけません。それには調整が必要なため、本会議を休憩、11時05分に代表者会議を開くこととしました。

 

11時05分 代表者会議
 日程変更により、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」を先にすべきと本会議で決定されたことから、この2件の調整をすべく、代表者会議を開催しました。代表者会議では、それぞれの委員の希望調査を提出されていない4会派の方々に提出を求めましたが、提出できないと言うことでしたので、代表者会議を終えました。

 

11時20分 議会運営委員会
 代表者会議での調整ができなかったことから、正副議長調整の上、議長案を作成し、この案を本会議ではかり、起立採決とすることを決定しました。

 

11時40分 本会議再開 上のYoutubeでは2:12あたりから

 

 本会議を再開し、、「議会運営委員会委員の選任」と「常任委員会委員の選任」をそれぞれはかりましたが、賛成は9名にとどまったため、双方とも否決となりました。
 なお、反対されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
 次の「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」 に入ろうとしましたが、吉松議員から「休憩」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「休憩」とすることが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
 休憩の理由として吉松議員が言われたのは、「議会運営委員会や常任委員会の委員の決定がないまま次の議事に進むべきではない、この後の運営について検討する必要がある」ということでした。

 

11時45分 本会議休憩
 休憩の動議が可決したため、本会議を休憩としました。

 

14時30分 本会議の再開時間の案内
 休憩動議に賛成された方々に、何時に再開できるか、複数回お尋ねしましたが、時間が明示されなかったため、議長として15時に開会することを決定。全議員、執行部、傍聴者に14時30分前後に周知しました。

 

15時00分 本会議再開 上のYoutubeでは7:25あたりから

 本会議を再開し、「議案の提案理由説明、質疑、委員会付託」 に入ろうとしましたが、秀村議員から「休憩」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「休憩」とすることが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
 休憩の理由として秀村議員が言われたのは、「午前中に議会運営委員会や常任委員会の委員の決定がないまま次の議事に進むべきではない、この後の運営について検討する必要があるとして休憩した。しかし、議長が議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整をしておらず、調整していただきたいため、休憩を求める」ということでした。

 

15時01分 本会議休憩
 休憩の動議が可決したため、本会議を休憩としました。

 

15時30分 代表者会議
 議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整のため、代表者会議を開催しました。
 本来、本会議では、議案の提案理由説明・質疑・委員会付託を行う予定であるが、秀村議員から休憩して議長が議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整を図っていただきたいと言うことで、異例ではありますが休憩となっていること、また午前中の代表者会議においても、委員の希望調査を出さないと言われていたことを述べた上で、提出されていない会派の皆様に対して提出いただけるかお聞きしましたが、提出いただけないということでしたので、代表者会議を終えました。

 

15時50分 本会議再開  上のYoutubeでは9:24あたりから

 本会議を再開し、休憩前と同様に、議案の提案理由説明・質疑・委員会付託を行おうとしましたが、再度、秀村議員から「休憩」の動議が出されたため、動議の成立(2人以上の賛成者がいること)を確認し、直ちに議題として取り扱い、採決を行なった結果、「休憩」とすることが、賛成多数で決定しました。なお、賛成されたのは、今回も定刻の10時に議場に入っておられなかった15人の方々です。
 休憩の理由として秀村議員が言われたのは、「先ほどの休憩の中で代表者会議が開かれたものの議会運営委員会委員の選任と常任委員会委員の選任について調整がなされておらず、議長に調整していただきたいため、休憩を求める」ということでした。

 

15時52分 本会議休憩
 休憩の動議が可決したため、本会議を休憩としました。

 

16時00分 本会議閉会
 休憩のまま、本会議の終了予定時刻である午後4時を過ぎたため、本会議は「閉会」となりました。議会用語では「自然閉会」というようです。
 午後4時を過ぎ、すぐに私と兼本副議長の二人で、市長・副市長へ面会を求め、5月臨時会に提出された議案を処理できなかったことをお詫びするとともに、6月定例会での議事運営がスムーズに行くよう全力を尽くすことをお約束してきました。その後、二人で、新聞記者の方々から取材を受けた後、関係者と打ち合わせして長い1日を終えました。

以上のような経過でした。。。

 本来、議会はさまざまな立場の議員が、それぞれの知見と視点に基づき、提案された議案を審議し、ジャッジしていくものです。その議会が、議案を審議しようとしない、その振る舞いは最初にも書きましたが、責任放棄と言われてもしかたないものだと考えています。

 

 今日は、5月臨時議会の経過を振り返るとともに、今後に向け、どのように事態の収束を図るべきか、頭をぐるぐるさせています。


 こうしたら良いのではないか、といったアイディアがある方、こっそり教えてください。
私のメールアドレスはこちらになります。
 アイディアでなくても、今回の臨時会を見て、こう思ったと言うメールでも結構です。
みなさまのアイディア・ご意見をお待ちしています。
 そして、明後日日曜日、飯塚東交流センターにてこの問題について飯塚みらい会・有和会の2会派・5人の議員による議会報告会を行います。
 お時間許す方、なぜ、このような事態になったのか、聞きにおいでください。