飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

賭けマージャン続報。市政治倫理審査会設置申し入れ。


「市飯塚市長、賭けマージャン 平日昼に、副市長と」の西日本新聞の特ダネに始まった昨日のことを振り返ります。
朝、新聞を見て、8時半前に市役所に行ったのですが、既に報道陣が2階の市長室の前に待ち構えている姿を見て、またびっくりでした。


同じように早めに登庁された正副議長や同僚議員と対応を協議。
そして議会では、代表者会議、議会運営委員会、本会議とめまぐるしく進みました。
報道を受けて市長から発言をしたいという申し入れがあり、その取扱についても議会運営委員会で協議、その中では概ね事実である事が確認でき、本会議での報告をまず了承しました。
その席にも多くのテレビカメラを含めた報道陣がおられました。


そして、本会議。こちらは驚愕のニュースを受け市民の方も傍聴に駆けつけておられます。
なんとか、10時の定刻通りに開会した本会議は、冒頭に市長・副市長からの報告を受けました。


二人合わせて3分弱というあっさりとした報告。それに対して、川上議員から質疑があり、その中では、「仲間内でやっていたことであり、年間ではトントンぐらい。」、「道義的には責任を感じているが違法とは思っていない」という趣旨の言葉も。マジすか?って思いましたが、議会がチームとしてどう対応するかをしっかり考えなくてはならず、この場はぐっとガマン。


約30分の質疑の後、今回の議会へ提案された各議案などに対する委員長報告・質疑・討論・採決をこなし、12時過ぎに本会議は終了。


議会だより編集委員会を終え、昼食を取った後、友好会派で今回の問題への対処を協議しましたが、なんせ西日本新聞の特ダネ記事に触れたばかりでまだまだ実情が分からない中なので、真っ暗な中で手探りで、道を探している状況。まさにてんやわんや。


その中で、議会として、早急に対処すべきということで、市長サイドに「早期に政治倫理審査会を立ち上げ対処すべきだ」と全会派一致の元に議長名で申し入れを行いました。


この政治倫理審査会については、昨年末の政治倫理条例の改正でかなり書き換えました。
残念な事ですが、改正された審査会の規定がここで活きてくるはずと思っています。
マスコミの方には改めてこの点について考えて欲しい。


また、「副市長の職務に関する陳情」が昨日、議会事務局に出され、今日、議場で各議員に配布されました。この陳情が、今回の引き金かも知れません。


市役所にも電話が多くかかってきている様子。職務時間中、そして業者とのマージャンということもあり、争点はいくつもありそうです。


皆様にはご心配をおかけしますが、私たち議会にとっても非常に不本意
予定では、昨日の本会議最終日、10時の開会前には姉妹都市となったサニーベールの市長からのビデオメッセージを議場で流すこととなっていました。


そのようなプラスの日となるはずの昨日が全くの逆に。
「勘弁してくれ。」と思わずにはいられません。