飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

12月議会始まる。

今日より、12月議会が始まりました。そこで今日のブログでは、今回の議会に提案されている議案の紹介を。


まずは、一般会計の補正予算について。
この中では、職員削減が進み約2億9600万円の人件費削減となっていること、財政調整基金・減債基金という貯金のような性質を持つお金が約15億5700万円の増額となっていること、太陽光発電補助金申請が多く、1千万円増額、東日本大震災のための職員派遣等で約600万円などの支出がかさみ、予備費が1500万円増額となっていることなどが、目を引きます。


また、コミュニティバスの予算が380万円増額となっているほか、来年度以降の計画の関連経費が予算化されています。
今回の補正予算の中で議論必死なのは、このコミュニティバス。ここ3年のコミュニティバスが利用が低調だったこともあり、大幅変更となるのですが、現状の路線バスのようなカタチから、路線バス3本とデマンドバスとしてジャンボタクシーを利用する形に変わります。しかし、この運用がどうなるかが不安要因。先日、決まった市の案は、利用区域が限られていますが、まるでタクシーとしての利用ができるような案です。
タクシーとの競合もありますし、どこからどこまで行政として支えるのかが議論しなくてはなりません。
例えば、自宅からあるところへ遊びに行くのにも使えるかも知れません。病院などであればそうだよねと言ってくれる方も、遊びに行くのに税金使うの?となるでしょう。
他にも?となることがあるように思えます。


そして、他の特別会計(国だと塩爺の言ったすき焼きを食べている離れ)の中では、オートレース関係が12億8千万円の売上減少となっています。鹿児島県内に場外車券売場を作る予定だったのですが、これが遅れに遅れています。もしかすると計画自体がなくなるかもしれません。


また、条例関係では、40歳代以上の職員給与を平均0.19%引き下げる条例、旧1市4町でバラバラだった体育施設の使用料をある程度均一化し、また1時間単位の料金制度へ変更する条例、鎮西保育所の廃止・民営化を行う条例、児童クラブの対象学年の見直しと延長利用の新設を行う条例などがあります。


最後に良いニュースを一つ。決算特別委員会で主張した不燃ごみ用のゴミ袋の小サイズを来年6月から売り出す条例案も提案されます。これは、市民の方には喜んでもらえそうですね。