来週月曜日の23日より、3月定例議会が始まります。
今回の議案は74本、そして2本の報告事項。議案は、今年度の補正予算が5本、来年度の予算が16本の合計21本が予算関連議案、そして条例案が22本、工事契約議案が4本、財産の譲渡・取得が10本、人事議案が14本、その他の議案が3本となっています。
今日紹介するのは、そのうち予算関連議案のみです。なお、千円単位で書いているもの以外はおおよその数字であることをご了承下さい。そして、あまり面白いものではないこともご了承下さいね(笑)
今回の補正予算で、今年度の一般会計予算は698億5761万3千円と700億の目前に。そして特別会計や企業会計を含めた飯塚市の全会計の予算総額は1334億7027万8千円となりました。
また、来年度の一般会計予算は679億1900万円と今年度と比較すると少し減っているもののそれでも巨額。また全会計の予算総額は1233億6328万6千円となっています。
来年度予算でなんといっても大きいのは庁舎建設関連。予算では新庁舎建設事業費として23億2千万円が計上されています。また、今回別に工事契約議案として出されている4本はすべて庁舎建設の分です。
また、アメリカ・サニーベール市との交流事業費が100万円。合併10周年記念事業費が約700万円計上されています。
コミュニティバス・予約乗合タクシー関連では、市内中心部に街なか循環バスを運行させるための経費も計上され、総額では1億2400万円となっています。
まちづくり協議会には今年同様、各地域に100万円ずつ予算化。自治会の加入向上キャンペーン経費として新規で50万円が計上されています。
生活保護関連の扶助費は、依然大きく総額では約104億2千万円。生活困窮者の自立支援事業に1360万円、生活習慣や学習に課題を抱えた子どもに対する学習支援事業に610万円。児童館関係は、鎮西地区の児童館建設に3510万円、穂波東地区の児童館建設に720万円、若菜児童館整備に1920万円、立岩児童センター整備に1160万円が計上されています。
また、新聞報道にもありましたが、勝盛公園のそばにある休日夜間急患センターがバスセンターに移転となり、平日の夜間も診療を始めます。その経費として運営費7810万円、センター整備費として9560万円が計上されています。
ダイマル跡の健幸プラザは運営費1970万円、整備費3820万円。
農業関連では、農地中間管理事業費が新規で2850万円、法人組織の支援にも120万円、多面的機能支払い交付金として農地の維持や施設や農地の集約・整備に5450万円が計上されています。
都市計画関連の中心市街地活性化事業では12億9900万円が、各再開発やサイン工事などに。
下水道関連では浸水対策事業に20億3170万円が計上されており、今年度より大きく伸びています。
教育費では、タブレット端末を48台購入し検証するためなどに680万円、学校の大規模改造では、菰田小2億1280万円、飯塚小1億8900万円。また幸袋一貫校、穂波東一貫校、鎮西一貫校の整備事業も計上されています。
詳細は、以下のページに予算の概要を紹介してありますのでそちらをどうぞ。
27年度当初予算 → http://www.city.iizuka.lg.jp/06machi/zaisei/yosan/h27hon/index.php