飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

12月議会開会中。

12月議会が7日より開会、9日の水曜日から昨日まで一般質問が行われました。そして、今日から議案の委員会審査が始まりました。

この12月議会に提案された議案は、7日に出された補正予算議案15件、条例議案8件、人事議案1件、専決処分の承認議案2件、その他の議案7件、報告2件に加え、昨日の議会運営委員会で補正予算1件が追加提案されています。


当初の15本の【補正予算】は、 経費の見直しと新型コロナウイルス感染症対策など今後必要と見込まれる額を補正するもので総額54億円。
一般会計では、固定資産税などの税収2億円減や、各施設の使用料の減、ふるさと応援寄付金11億円増、各種イベント経費の減などが計上されています。


その中でちょっと引っかかるのは、新型コロナウイルス感染症対策として補正予算で対応したはずの経済対策の予算が削減されていること。事業継続応援貸付事業費が3億5千万円の減、新しい生活様式対応事業者応援事業費が1億7千万円の減、テナント入居事業者事業継続応援事業費が2億6千万円の減などとなっており、商工費は総額で8億の減となっています。
いずれも事業の募集が終了したから残額を減らすという事ですが、新型コロナウイルス感染症で厳しい状況は変わっていません。
それらの事業がニーズに合っていなかったから、使われなかったという事だけであり、今後の事を考えると、ニーズに合わせた予算に振り返るという臨機応変さが必要であったのではと思います。
詳細を知りたい方は、以下のページから12月補正予算予算資料をご覧下さい。
 → 

www.city.iizuka.lg.jp

 

その他、【条例議案】は、国保税の軽減の対象の拡大、鯰田交流センターの移転、庄内保健福祉総合センターハーモニーと庄内交流センターの複合化など、【人事議案】は農業委員の選任議案、【専決処分の承認議案】は、9月の台風9号・10号関連の災害復旧の費用約5千万円に関する補正予算です。


【その他の議案】は、筑穂保育園の建設工事の契約議案(大和興業が3億1千万円で落札)、指定管理者の指定(健幸の森体育施設→飯塚市スポーツ協会、リサイクルプラザ工房棟→トキワビル商会、サンビレッジ茜→(財)サンビレッジ茜)などとなっています。


【報告事項】は、職員が起こした家屋損傷事故に係る損害賠償に関する和解と、市営住宅使用料の滞納に関する訴訟の2件の専決処分の報告です。

 

【追加議案】は、一般会計補正予算2億3千万円。
子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯に臨時特別給付金を再支給するものと、前回の10万円の特別給付金の対象にならなかった4月28日以降に産まれた方に10万円を出すというものです。


私の所属する協働環境委員会は、明日開催。 

1.議案第104号令和2年度飯塚市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
2.議案第106号令和2年度飯塚市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
3.議案第112号令和2年度飯塚市汚水処理事業特別会計補正予算(第1号)
4.議案第120号飯塚市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
5.議案第121号飯塚市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
6.議案第122号飯塚市重度障がい者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例
7.議案第123号飯塚市集会所及び生活館条例の一部を改正する条例
8.議案第127号財産の譲渡(北勢田集会所建物)
9.議案第124号飯塚市交流センター条例の一部を改正する条例
10.議案第128号指定管理者の指定(飯塚市健康の森公園体育施設)
11.議案第129号指定管理者の指定(飯塚市リサイクルプラザ工房棟)

以上、11本の議案の他、「新体育館建設工事の一時中止について」、「ごみ処理施設の集約化に関する方針について」報告を受けます。

 

本会議や委員会は全て10時開会予定。

ネット中継はコチラからどうぞ。

www.youtube.com