飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

笑えない話 その1。道祖さんも怒っていたけど、僕らも怒っている。当然だ。


昨日、一昨日と議会では一般質問があっています。その中で、笑えない話が。

それは、学校と公民館のこと。道祖議員の質問で出てきました。道祖議員の質問は、まちづくり協議会から始まり、公民館へ。


「市の計画では、菰田公民館、飯塚東公民館、鯰田公民館の3館は、小学校の大規模改造工事等とあわせて小学校と複合化するのか、現在地において耐震補強工事等を行うのかなど、地域住民や関係団体等の意見を聴きながら検討を行い、平成23年度末までに決定する。」(A)とあるが、どのようになっているのか」と質問。
対して、教育委員会は、「どれも敷地が狭いなどの理由で複合化は無理。現在、素案の案を作成し検討中」(B)と答弁。


続けて、道祖さんが「じゃあ、それを住民へ説明したの?」と質問すると、「いや、していない」(C)教育委員会。「地域住民や関係団体等の意見を聴きながらと言っているのにおかしくないか?」と言う道祖さんに「6月の公民館運営審議会には諮った」(D)教育委員会


しかし、その後、更に矛盾する話が出てくる。
なんと「東小学校の大規模改造工事については四月から設計に入っている」(E)そうだ。おまけに、この経緯について議会の担当委員会、ここでは市民文教委員会へも報告等をしていないという。
つまり、住民と話をしながら決める(上記A)と言いながら、話をした時(D)はもう決めていた(E)し、決めても未だに説明をしていない(C)ということ。

これには、聞いている僕らもあ然。しかし、教育委員会や市側の方々の顔を見ているとそんなにおかしなことをしたような思いはないようだ。

しかし、当然道祖さんは顔を真っ赤にして怒っている。

その道祖さんに、副市長が「市役所の建て替えや財政問題などがあって、私が決定を遅らせている。」と何を怒っているのかを理解していないような的外れチックな答弁。


聞いている僕らは更にしらけてくる。道祖さんが、「あなた方は、協働と言いながら住民を無視し、そして議会も無視している。陳謝あってしかるべきじゃないの」と言って、やっと教育長が「誠に申し訳なく思っている」と。


もう一つ。「統廃合の結果、廃校となる学校はどこで、いつから?」という質問に答える中で、「三中と菰田中は、25年度中に廃校になる予定」と答弁。
でも、この廃校予定はしっかり説明している。でも、「これはあくまで予定」だって。「じゃあ、いつ決定なの?決定のために必要な議案はいつ出すの?」と聞くと、これも「25年度中に」と答弁。
またまた道祖さん「決めてないことは、しっかり説明するんだね。でも保護者も迷うよね。あくまで予定、未定なんだって言われても迷うよね。」と、少しお怒りモード。


そりゃそうだ。何やってんだか。。。


こんなやりとりがあった後の小休憩。笑顔の関係者が1人2人どころじゃなくいっぱい。でもね。こんな大切な仕事での手順のミス。普通のポカミスではない。これだけの組織が、市民生活に大きな影響を及ぼす関心事の基本となるべき仕事の手順で、これだけのミス。笑い事じゃないよ。