今日の新聞、一面は「大飯再稼働 必要と結論」ってことだった。色んな新聞、週刊誌、ネットに安全性に関する疑問が山積みだ。今日の夜は、ユメニティ直方で開かれた高木善之さん（地球村）の講演会へ。
彼は、自分は科学者だからとして、事実を積み重ねて講演を進めていった。
彼の話を聞きながら他方で思い出したのは、ベストセラー「デフレの正体」の著者、藻谷浩介さん（日本総研主席研究員）のこと。彼も事実を積み重ねて語る人だった。
ま、そんなことは置いておいて、今日の高木善之さんの講演の中では、福島第一原発に関して、地震直後に冷却水が漏れているのは放射線量によって確認されていることなどから、津波によって全電源が喪失したことが事故の原因ではなく、地震そのものによって事故が起きたと言われていた。
そして、同じような論調の記事などは多くある。そして、この点を含めて事故の原因は未だに究明途中だ。
政府の事故調査・検証委員会は昨年末に中間報告を公表した田段階で、最終報告は夏にまとめる予定。国会に設置された事故調査委員会の調査もまだまだ始まったばかりと言って良い状況の模様。
また、需給についても、橋下徹・大阪市長が言われているような情報公開はなされていないのに、２０％超の節電要請があり得るだって。。。
もひとつ、工程表！なんと、あれだけの地震と津波を見た今でさえ、「全ての対策をこれこれ整えました。だから再稼働させて」と言うのでなくて、「これこれの対策が必要です。そしてそれは、これはいつまでに整えます。これはいつまで整えます。で、こうやって体制整えますっていう予定表＝行程表を出すから再稼働させて」と言うことで良いんだって。あり得ない！
ま、政府ってそうやって今まで、国民をだましてきたからね。
安全だから再稼働必要？需給が逼迫してるから再稼働必要？？工程表？？？
大飯は日本海側だから、今回の東日本大震災の余震がこちら側で起きる可能性は少ないかも知れない。でもね。そんな安全神話が崩れたのはみんな知っていること。
そして、一回の事故で原発はどれだけ多くの被害をもたらすかも今ではみんなが知っている。
再稼働は再度見直すべきだ。
