飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

この田んぼ、1億4500万円で買いますが、なにか?


今日の飯塚市議会、総務委員会と市民文教委員会が開催され、双方とも終了しました。
総務委員会は毎年恒例の市税条例の一部改正の専決処分の承認。
私の所属する市民文教委員会は、土地の取得の案件でした。


今回の土地取得議案を簡単に言うと、写真に示されている平恒小学校隣の田んぼの買収ですね。
9999.17平方メートルの田んぼを1億4498万7965円(坪あたり4万7千円強)で購入し、ここに建つ穂波東中学校・平恒小学校・楽市小学校の3校の統合による小中一貫校のグラウンドとするものです。


大きな金額の土地の売買などは、慎重に考えないといけないので、地方自治法で議会の議決が必要となっており、今回の議案提出となっています。


しかし、このすぐそばにはトラック協会の緊急物資輸送センターがあるのですが、この土地を飯塚市が、売った値段は坪あたり2万2千円強。今度買うのは、4万7千円強。ちょっと高いよね〜とは、議員同士でも話していましたが、経緯がちゃんと確認出来たら、賛成しようと考えていました。


ところが!(◎_◎;)

その経緯を確認するために、委員会で関連資料の提出を求めたら・・・


なんと、金額算出の元となる不動産鑑定書、それを元に金額を算出した飯塚市財産管理審議会の答申書はともに、議会には見せられないというとです!


ちょっと、あ〜た!!
そんなことじゃきちんとした判断なんて出来ないじゃないですか!


「議決してください。でも、証拠書類は見せられません。私たちを信用してください」って言っているようなものです。


なんのために議決が必要となっているのか。も一度しっかり考え直すべきでしょ!ということで、私は反対。しかし、委員会では賛成3名、反対2名で通っちゃいました。


私たち議会も、も一度ちゃんと考えなならんようですσ(^_^;)


ちなみに、他の議会で不動産鑑定書等を委員会等へ提出している事例はもちろんあります。ハイ。