飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

待機児童対策どうする? 市は修学資金と現役保育士への貸付金で対処の意向。

今日は、市議会の福祉文教委員会が10時から開催。昼食を挟んで2時半過ぎまで審議をしてきました。
審議事項は、『保育行政について』。そう、待機児童対策をどうするのかを含め、保育行政全般についての審議となります。
この待機児童対策ですが、7月1日現在の待機児童は76名。これだけの子ども達が待機児童として保育所には入れずにいます。
今日の委員会でも、各委員から現在の状況や、市の取組について多くの質疑がなされました。
その中で、市は、この待機児童対策として、9月議会に向け、6月議会で否決された修学資金の条例案を修正して再提案すること、そして合わせて減益保育士の支援として貸付金を検討していることを明らかにしました。
ただ、それぞれの詳細については現在検討中と言うことで説明は合っていません。

今日の質疑の中でも明らかになったのは、現役保育士への低賃金に対して、市独自の支援の意向がないこと。
閉会後に数人の議員で話していたのですが、貸付金で果たして目的が達成されるのか、使い勝手の悪い仕組みとならないのか、不安の残る今日の委員会でした。

また、今日の委員会では、各委員から事前の執行部側に要請のあった資料がかなり出されています。
後日、議会のHPにもアップされるかと思います。録画中継と合わせて、ご覧頂ければ幸いです。