野球の世界一決定戦とも言えるＷＢＣ（ワールドベースボールクラッシック）が開催中。イチローも出場、ホームランで花を添えている。しかし、そのＷＢＣの権威をゆるがすような判定がおきた。日本対アメリカの試合中、日本チームのタッチアップに対して審判はアウトの判定をしたのだ。ビデオの映像を見た人も多いと思うが、明らかにセーフ。微妙な判定どころではない。もちろん、日本チームは抗議、しかし認められず日本はアメリカに負けた。
王監督、イチローは終了後の記者会見で改めてこの問題に触れ、王監督は、「野球の生まれた国でこんなことが起きてはいけない」と主張した。
ルールを審判がきちんと適用できないとスポーツは成り立たない。その審判の大切さを示すような事件だ。そして、審判はその判定をきちんと説明しなくてはならない。この審判の大切さはスポーツ以外も同様。行政も心して、その仕事に取り組まなくては。説明責任を果たす行政。そんな行政を創りたい。
